香研究会IRIの歩み 【10】2020年
香研究会IRIの2020年の歩みを振り返ってみたいと思います。
一番の思い出は、10月7日にオマーン大使館で「第17回フランキンセンス乳香の魅力」を無事に開催することができたことです。
女神のように麗しいオマーン大使夫人と久保さん、そして、大使館スタッフやアシスタントの方々のあたたかいご尽力がなければ、厳しいコロナ禍のなかで実現することはできませんでしたので、心から感謝しております。
緊急事態宣言発令とともに、ほとんどのお香づくりの講座や香スペシャリスト養成講座はZoomを使ったオンラインレッスンに切り替えて、なんとか、活動を継続できるように、努力を重ねました。
そして、私の15年間のお香づくりの集大成となる熟香®についてまとめた「熟香® 発酵・熟成から生まれたお香〜永遠のいのちを宿す香り〜」と祥香® アドバイザー養成講座を始めたことがきっかけで執筆した「祥香® 祈りをこめてつくるお香〜生きる力を育んで幸せに導く香り〜」 をアマゾンからKindle電子書籍として出版できたことは、私の人生において、大きな布石となったように思います。
合計4冊、アマゾンから電子書籍を出版したことになりますが、次は聞香の本を出す予定です。いずれ、5冊をまとめて、きちんとした本にまとめたいという夢をもっております。
それから、2020年から、日本薬科大学の非常勤講師として仕事を始めたことで、新しい扉がひらいたように感じています。
パンデミックによって緊急事態宣言が出されたことで、大切なことに気づき、長年試行錯誤を重ねていた構想をかたちにするために、本の執筆と、数多くの熟香®ロータスと熟香®マナの創作に、思う存分長い時間をかけることができて、本当に有意義な1年でした。
また、熟香®ロータス・熟香®ローズ・熟香®マナの容器とシール、そして、オリジナル巾着をつくって、オンラインショップを本格的にスタートしたことも、新しい試みでした。対面の聞香会やお香づくりの講座に固執しなくても、与えられた環境のなかで、今できることを模索できたことは、長い目でみると、良い変化を生み出せたと感じています。
【渡辺えり代の活動記録】
■2020年2月2日
節分を祝う聞香会〜古代蓮の麗しい世界〜古代と現代、西と東・天と地をつなげる
◎世田谷「香」サロン
■2020年6月21日
note 初配信
■2020年7月29日
オリジナルブレンド ERIYO 沈香うずまき線香
◎オンラインショップにて新発売
■2020年10月7日
第17回フランキンセンス乳香の魅力
◎広尾オマーン大使館
■2020年11月15日
Kindle電子書籍「熟香® 発酵・熟成から生まれたお香〜永遠のいのちを宿す香り〜」
◎アマゾンにて発売
■2020年12月15日
Kindle電子書籍「祥香® 祈りをこめてつくるお香〜生きる力を育んで幸せに導く香り〜」
◎アマゾンにて発売
■2020年12月20日
日本薬科大学漢方アロマコース「お香」
◎日本薬科大学オンラインレッスン
■2020年12月22日
グレートコンジャンクション聞香会
◎世田谷「香」サロン