■6月10日 出会いを求めて三千里
今日は、朝からお城へ行っていました。
我が最愛の推しさまである信長さまは、現在@札幌。
私は、今回の遠征は付いて行かず、名古屋でお留守番することにしたのでした。で、今日は、先月新たな身体を得て蘇られた「加藤清正さま」が主軸の演武! たいへん珍しい布陣でしたので、いそいそとお城へ参上したのです。
名古屋おもてなし武将隊には、武将さまが6人、陣笠さんが4人がいらっしゃいます。戦国武将さまですから、基本「身分社会」。きっちりみっちり序列があるのです。
その序列は。
1⃣ 織田信長さま
2⃣ 豊臣秀吉さま
3⃣ 徳川家康さま
4⃣ 前田利家さま
5⃣ 加藤清正さま
6⃣ 前田慶次さま
というもので。これは絶対不動なわけです。
名古屋城で土日、祝日に催される演武は「武将さま3人、陣笠さん2人」が基本編成です。そうすると、我が推しさまは絶対的センターなのですが。
序列から考えると、清正さまがセンターになるのは、「武将さま2人、陣笠さん2人(あるいは、1人)」というそもそも変則な編成で、なおかつ、ご一緒になる武将さまが「慶次さま」だった場合のみ、なんですね。
基本5人編成で演武をするため、この布陣は何年かに一度しかない!
そんなこんなで、今日はたいへんに貴重な演武編成! と思い、いそいそ登城したわけです。
締切がヤバイことになっているので(滝汗)、午前の演武しかみられませんでしたが、それでも、清正さまの重い槍捌きが邪悪を振り切るようで、とても素敵でした。
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午後からは欲しい本があったので、本屋さんに寄ってから(をい)、スタバへ行きました。
お城の知り合いにも「だいたいスタバにいるよね」と言われたり、この記事で「スタバで書いているイメージ」とあったり(斎藤はじめさん、ご紹介ありあがとうございます!)。
わりと、スタバにいるイメージが強いですが。えぇ、その通りです(え)
仕事をする前提だと、いつもは名古屋の繁華街である栄のスタバに行きます。でも、今日は行きたい本屋さんのある名古屋駅の方へ。最近見つけた仕事のしやすそうなスタバへ入ったのでした。
そこでは、わりとすんなり仕事が進んだのもあり、少し本を読み始めることもでき、上々なスタバ時間でありました。
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最近、Twitterで独立系書店さんのアカウントをフォローすることが多いです。
文学フリマに行ってから、商業ベースに乗っていない書籍の面白さにはまりつつあって。それらの情報を得たいという欲もあり、また、そこで紹介される本が所業ベースのものでも、今まで手に取ったことのない系統のものが多いという興味深さもあり。
また、品揃えでわくわくできるチェーン店な書店さんが少ないというのも、大きな理由の一つとしてあります。
以前は、大きかろうと小さかろうと「本屋さん」というだけで行くのが楽しくて仕方なかったのに。
今は大きいお店だと、新刊はちゃんとゲットできるけれど、「あ、これおもしろそう!」に出合う確率が低いと感じるときが頻繁にあって。だったら、わざわざ本屋さんに行かずとも、新刊はネットで買えばいいかな、と。
書店だと、特典がつくことが多いのですが(コミックの特典の地獄さ加減よ…)、私自身はさほど特典やサインへの興味は強くないので…。
もちろん、私も「元書店員」ですし。しかも、地獄のワンオペコミックでしたし。勤めていたのが、大きなチェーン店ですから、そういう品揃えになってしまう要因もめちゃくちゃ痛いほどに理解できるのです。
そのお店の同僚たちが、「自分の棚」を作りたいと思って四苦八苦しても、お店の他の業務にほぼ時間をとられてどうしようもなくなっていたことも。すっごくすっごくわかるんです。
だから、書店に行くと店員さんに本の場所を訊くのをためらいますし、コミックであれば、棚を見ると状況が「あ…(察し」ってなりますし。うん。理解はしてるんです。
でも、いざ自分が「お客」の立場になったとき。せっかく本屋さんに行くなら、自力だけでは出会えない本に出会いたいと、強く強く思ってしまうのです。
「書店」という形態には「未来」もあれば、「地獄」もある。それは「書店」に限らずなのだと思います。できれば、「未来」へ繋がるようなお手伝い、ではないですが、しかも、行くことしかできませんが、ほんのりとうっすらと関われたらなと思うのです。
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今日もここまで読んでいただき
ありがとうございます。
今日がいい日でありますように。
んじゃ、また。
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