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私的幸せ

幸せとはなにか。

私たちはよく
付き合いたてのカップルにお幸せに、と言う。
結婚式で、披露宴で、新婚さんへお幸せに、と言う。
早く幸せになりたい、と言ったら早く結婚したい、なんなら安泰な人生のスタートを切りたいみたいな意味まである気もする。

とにかく、「幸せ=結婚・家庭を築く」みたいなニュアンスがある。
もちろん、その他のHappyの意味もあるが。

今、私はその「結婚関連の幸せ」の意味について考えていた。


好きな人とずっと一緒にいられること・好きな人の好きなところが変わらず愛おしく感じること・好きな人の一番好きな人が自分であること・好きと思う思われることで満たされた感じを抱くこと・好きな人といるときの自分が最高に好きなこと

こんなふうに思える相手との結婚、これらの状況を持続させるための結婚。
それはそれは結構だと思う。理想である。

ただ、現代社会に生きている以上
それだけではやっていけないのでないかと思ってしまう。非常に残念だ。本来の意味の好きから始まる幸せという感情が邪念に侵食されるのだから。

それでは、現代に生きる「私の」幸せ(結婚)とはなんなのか。
私的幸せな結婚を構成する要素は以下
・愛して尊敬し信頼し支え合える関係性(当然に)
・相手方の家族とそれなりにうまくやっていけそう
・金銭的に余裕が持てそう
・子供とか夫婦のキャリアとかプランが一致してる
・この人と一緒にいて大丈夫かという漠然とした不安がない
・しんどい時頼っても大丈夫という確証がある

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