母のうつを受け入れるということ
潜在意識の仕組みがわかり、母のうつが治ることを
信じれるようになりながらも、
「やはり30年も抱えてきた病を完治させることは
難しのか」
そう、ふとした時に現実へと引き戻される思考。
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一番身近にいる家族は鏡のように
互いに潜在意識が反映されやすい。
だから、せめて私だけはぶれずに
母の完治を信じられる私でいたい。
私が信じなくては現実は変わらない。
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そんな思いから、インナーチャイルドセッションを受けることに。
小学生の私は、母にひどいことを言った罪悪感が2つ残っていました。
1つ目は、学校行事になかなか参加できなかった
母が「次の参観日はいくね」と言ってくれた時に
「来なくていいよ」と言ってしまったこと。
その時、抗うつ薬の副作用で、
母はいつも食欲が止まらなく
太った時期でした。
太った母の姿を友達に見られたらバカにされ
いじめられるんじゃないかと怖かったんです。
綺麗で、オシャレなお母さんをもつ
友達たちが羨ましかった。
親の心子知らずですね。
2つ目は、帰宅すると
体調が悪く寝ている母の横へ行き、
宿題一緒に見てと言った時に、
「ごめんね、具合悪くて見てあげられない」
と返事をくれた母に、
私は悲しくて少し強い口調で怒ってしまった時の事。
その時は、母を泣かせてしまい
私も泣きながら謝った記憶があります。
その2つのことを、セラピーで母に誤り
話し合いました。
母は、悲しさを感じながらも許してくれました。
そして、こどもの頃に本当は母にしてもらいたかったことをしてもらいました。
宿題を見てもらい母に頭を撫でてもらったり、
お菓子を一緒に作ったり、
そんなたわいもない幸せな時間を味わいました。
すると、忘れていた記憶がでてきます。
母には手作りのお菓子はあまり作ってもらってなかったと
思いこんでたけど、ゼリーや、プリンを良く作ってくれていたことを
思い出したのです。
パンダの形や飛行機などの形でつくられた
それを食べるのがとっても嬉しかった私。
兄や姉がいながらも、本当によく育ててくれました。
たった一度も「勉強しなさい」と言われたことがなく、
信じてくれていた父と母。
とめどない感謝が溢れ出来てました。
悲しい気持ち、甘えたかった寂しい気持ち、
辛い気持ちを味わい、意識の中で母との対話を
できたことで、母の病態との向き合い方についても
改めて見直すことができました。
セラピストの先生がこんなことをおっしゃいました。
母の病状について
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100%うけいれなくてもいいし
100%シャットアウトしなくてもいいんです。
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すると、がんじがらめに信じようとしてたはずの
肩の力が抜けてすごく軽やかで温かな気持ちになりました。
「良くならないかもしれないという思いを受け入れていけばいい。
がんじがらめに信じきようと思わなくていいんだ。」
「これから、もっと私が幸せになることをやっていけばいいんだ。」
『生まれてきて良かった』と母がそう思えることを目標にしよう。