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【日記】身体が温まるご飯、話しかけたくてうずうず

夕飯に鍋焼きうどんを食べた。

具がゴロゴロ入っていて、テンションが上がる。手作りのうどんは、よく煮込むことで味が染み込んで、おいしさ倍増だった。私の大好きなかまぼこが分厚くてうれしい。食べれば食べるほどに身体が温まる。日本の冬はこれですな。

私と夫が注文を終えて待っている頃、とある女の子が一人、お店に入ってきた。お店のおばちゃんが、今日はこれが品切れなのよと説明すると、「韓国人なので、日本語はあまりわからないです」という声が聞こえてくる。夫がちらりと私を見て、通訳してあげれば?という視線を投げかける。

通訳できるほど話せるわけではない。観光客が来ることもありそうなお店だし、お店の人は対応に慣れているのでは?と思ったので様子を見ていた。やっぱりおばちゃんは慣れていて、英語で書かれたメニューをもってくる。無理に英語を使うことなく、日本語で対応する姿はとても良い。

その後、私は韓国から来たその子に話しかけたくてずっとうずうずしていた。久しぶりに韓国語も話したい。旅行?それともこの近くに住んでるの?旅行なら何日間?どこへ行くの?このお店はどうやって知ったの?

私も一人だったら、話しかけていたかもしれない。旅行と仮定すると、一人旅は誰かと話す機会が極端に減るから、お店の人とのやりとりや偶然出会った人とのやりとりしたくなるものだ。…あくまで私の場合は、だけど。

これが鍋焼きうどん。

具沢山でうどんが見えない