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【ドラマ感想】久しぶりの王道『イ・ドゥナ!』

ハマる韓国ドラマがない中、Netflixで楽しみにしていたドラマ。

生まれ変わりでもなく、サスペンスもなく、王道の恋愛もの。世間的な評判を見ているとかなり好評のようだけど、私としては「いいね!」かな。イッキ見している時点でかなり良作と言える。

軽くネタバレするかもしれないので、ネタバレしたくない方はこの先ご注意を!

スジ様がすてき

喫煙シーン、好きです。冒頭の10分間全く話さないし、気だるげな目線が最高だ!それだけでそのキャラクターを示すことのできる表現力に惚れ惚れした。彼女の最近の作品選びがとても好きだ。『スタートアップ』『アンナ』など出ている作品がみんな好き。

ペドゥナは「ほぼパクジェオン」との噂を聞いていたけども、ちょっと違うかな。ふらっと近づいては離れていくところは確かに似てるけど、彼女は色んな人から見られること、愛されるのに疲れている。

気になったところ

  • トークの画面がカカオトークor他のメッセージアプリじゃなくてLINEじゃなかった?気のせい?

  • 誰でも簡単に部屋に入れちゃうけどセキュリティ大丈夫そう?

  • いや、田舎に置き去りは可哀想すぎる、どうやって帰った?

  • 母親の呪い(開口一番の太った?)の回収がされていなくてしんどい

  • 親友(幼なじみ?)にドゥナのこと一切話さないのが不自然と感じたけど、そこ膨らませると話が進まないしね…。

  • ヤンセジョン氏、Travis Japanの松田元太くんに似てない?90%は髪型のせいだとは思うけど。これは元太くん。

アイドルという職業

ドゥナを通して、アイドルという職業についても考えた。夢を売る彼らは心無い言葉に傷ついたり、あらゆるところからのプレッシャーに押しつぶされそうにもなる。そんな中でも続けてくれることがありがたく、なんだか申し訳ない気持ちにもなる。

芸能人だから一般人とは違う、豊かな暮らしをしているはずだ。幸せなはず、成功している、勝ち組。決めつけて判断する私たち。でも逆に豪華な生活をしたらしたで批判される。

ドゥナの場合、アイドルをやりたくてやっているわけではないのも辛い。天性のカリスマ性と努力でステージ上での存在感は抜群だし、仕事自体は嫌いでなくても、生きるために始めたことだ。それが辛い。ファンにできることはただ愛を伝え続けることしかない。

サランヘ

私のベストサランヘは『その年、私たちは』の「サランヘ」なのだけど、このドラマの中のサランヘの使い方もよかった。そうきたか。

傷ついても、嫉妬しても、何か揉めることがあっても、いつでも思いを話し合うことが大事だ。ここまで色々書いてきたけど恋愛ものとして純粋に楽しむべし。