愛すべき我が子のはなし
我が家には観葉植物が3人(3本?)いる。ダニー、クリス、ナナである。ダニーとクリスの話は前に書いたことがあるが、今回はナナの話がしたい。
ダニーとクリスはほぼ同時期にやってきた同期だが、ナナはあとからやってきた後輩だ。私が映画『ミッドサマー』を観た日にやってきたふたりは映画にちなんで名づけられたが、ナナはずっと、名無しだった。名無しなのはさすがにかわいそうなので、最近ナナになった。
そのナナ。ここしばらく元気がなかった。水やり担当の夫に言わせると、「もうだめかも」とのこと。同じように見捨てられそうになっていたクリスも復活したので、今回も私の出番かと腕まくりをした。
まずは状態をよく観察してみる。葉っぱに元気がなく、枯れてしまっているのもある。根本には枯れた葉っぱが落ちている。でもまだ元気な葉もあるので完全に死んでしまったわけではなさそうだ。まだ、いける。
まずは枯れた葉を取り除き、枯れている茎は根本からカットしてしまう。でもそもそも、全然水が足りていない感じがする。見るからにカラカラだ。きれいになった状態でたっぷりと水をあげた。さらに、根を支える土が少なくなっているような気がしたのでダニーの土を少し拝借して足した。安定感が増した。
結果、ペラペラだった葉っぱはしっかりと厚みが出て、ふにゃふにゃだった茎もピンと張りが出てきた。たった数日でこの変化。うれしい!Beforeの写真も撮っておけばよかったな。
素人の処置で、よくここまで回復してくれたなと思う。毎日よく観察して、状態を見ていると愛着もますます湧いてくる。手をかければ応えてくれる観葉植物、ちょっとハマりそうだ。葉っぱを艶々に保ち、健やかに育ってほしい。