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purewedding
結構辛いけど大丈夫ですか?
ランチにハンバーガーを食べた。
私はハラペーニョの入ったハンバーガーにした。メキシカンなソースのやつだ。初めてのお店では、ベーシックなものを頼んで試してみてから…みたいな発想はない。辛いものレーダーが働き、見つけるとついそちらを選んでしまうのだ。
オーダーの際、店員さんがハッとした顔で「こちら結構辛いですが、大丈夫ですか?」と聞いてくれた。ハラペーニョの感じは想像ができたから、「あ、はい、大丈夫です」と答えた。
「どのくらい辛いんですか?」と喉元まで出かかったけど、引っ込めた。店員さんからしたら、その質問ほど難しい質問はないんじゃないかと思ったからだ。私の「辛い」と彼の「辛い」はきっと基準が違う。
そう、人によって感じ方が違うのだ。ざっくりこんな人がいるんじゃないかと想像している。
辛さに強いレベル(強)
たとえばタイ料理のソムタム、韓国料理全般の唐辛子など、辛いものがなんでも大好きな、私みたいなタイプ。
辛さに強いレベル(中)
辛いものは好きだし食べたいけど、あまり辛すぎるものは食べられない。
辛さに強いレベル(弱)
少しのピリッとなら耐えられるけど、積極的には摂取したくない夫みたいな人。
(強)の人は、特に何も考えず辛いマークのついた料理を食べる。(弱)の人は、はじめから注文しない。レストランで注文するときには(中)の人が一番難しく、賭けにでなきゃいけないのではないだろうか。とりあえず頼んでみるかもしれないけど、もしかしたら辛くて食べられない可能性もある。
自分がどこに入るのか、そもそもそれぞれのレベルの境界も曖昧だ。みんな共通の基準を持っていたら、表記も(中)の人もOK!みたいに分かりやすくていいのに。
運ばれてきたハンバーガーは確かに結構辛く、おいしかった。