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『二つの河の戦い 歩兵第六十聯隊の記録 ビルマ篇』 と 第三大隊 前高英氏


2023年9月。
千歳碑護持会の佐々木さんが、私の大伯父の様子が下記の本に記載されているのを見つけて、そのページのコピーを送ってくださいました。

『二つの河の戦い 歩兵第六十聯隊の記録 ビルマ篇』

 編者:「二つの河の戦い」編集委員会
 出版:六〇会
 出版年月:1969年(昭和44年)8月

第一部 侵攻篇 にある
第三大隊本部 前高英氏「カングラトンビ傍戦記」に大伯父の最期の様子が書かれています。

「昭和十九年四月七日」
大伯父が亡くなった日付
前高英さん。お会いしたい。
暗夜のジャングルで途切れた隊列の指揮をとり、
咽喉部貫通銃創で亡くなる大伯父
「大隊砲小隊長馬場利男(夫)中尉等が倒れ」
カングラトンビでは多くの指揮官、兵が亡くなった

利夫さんの最期の日の詳細な記録。

以前、佐々木さんは、『遥かなインパール』の将校一覧表にお名前があるから、将校としてのいろいろな記録があるはずと話してくださっていたが、その後こうして文献当たってくださり、コピーを送ってくださった。

そして、第三大隊での上司にあたる前高英さんがこうして大伯父を記憶してくださり、帰還後本に書き残してくださったこと、また撃たれたところを安全地帯に運んでくださった八木英一さんには感謝してもしきれない。いつかご本人もしくはご家族に直接お礼を伝えたいです。

この本は、千歳碑護持会の書庫で管理されていて会員であれば自由に借りられます。
なお、昭和館デジタルアーカイブでは、目次など本の詳細が確認できます。(下記リンク)

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