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カフェラテをアイスに変えた日、世界はちゃんと動いている

ここ最近、日差しが暖かくなってきてお部屋もずいぶん過ごしやすい気温になってきたので、ずっとホットで飲んでいたカフェラテをついにアイスに変えた。写真はベランダで休憩がてら飲んだときのもの。

この1ヶ月ちょっと外で写真を撮るということができなくなって、ずっと家に引きこもっているせいか自分の中にある感情も内側にというかだいぶ引っ込んでしまっているんだなと、最近ちらほら気づき始めた。毎日が同じことの繰り返しで、曜日はおろか日にちまで忘れかけているところだ。ずーっと平坦な日々が続く毎日。だから、ちょっとした些細なことでも敏感に感情が揺れてしまって、突然涙が出始めたりここ2、3日していた。

たぶんなんだけど、大好きな友達や大好きなライブ、図書館、美術館、そして、誰かを撮るということ、そういうのがまた戻ってきたとき大号泣しちゃうんだろうな。なんとなく、そんな準備はできている気がする。

アイスのカフェラテをつくってベランダに座った時、ベランダの向こう側では高速道路の工事が時間を短縮しながら続いていて、いろんな人がマラソンウェアでマスクをしながらランニングしている。ベランダのちょうど向かいに不思議な木がある。四季の狭間がない木で、冬にはあっという間に枯葉が散って、春には一瞬だけ花がさいて、いまはあっという間にもりもりの緑が風に揺らいでいる。私が部屋に篭っていても世界はちゃんと動いているんだなって思った。

ふと最近悟った、他人の人生を私は変えることができない、結局は私自身が変わることで私の見る世界が変わるんだろうなというのを思い出した。だから、私の写真も誰かの人生を変えることはできなくて、きっとその写真を見て何かを選択するという、あくまでも主語は「見る人」であって欲しいなと近頃思っている。

早くその世界を写真で撮りたいな。

間違えてカフェオレってツイートしちゃった。

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