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着れなくなった服を【藍染】で染め直しました 〜服を長く着る〜

4月に会社員を辞め、起業準備をしている主婦のshiroです。

アクシデントにより着れなくなったパンツを、藍染の力によって、蘇らせたというお話しです。

ずっと欲しかった“THE ROW“のベージュのチノパンを購入しました。

着用後ドライクリーニングをしようと思い、別の脱衣boxに保管していた所、同boxに置いていたハイター(漂白剤)が倒れて漏れていたらしく、
ヒップ部分がマダラ模様に😱😱😱

このままじゃ絶対着れない😫
お気に入りだったんです。表は無事。
シワシワですみません💦

ベージュのパンツってなかなか気に入る色が無くて、しかも綿100%でシャリ感もある。
タックも入っていて、今の自分の体型にピッタリだったのに、残念すぎる。。(自分が悪いのですが...)

このままじゃ着れない。
だからって捨てたくない(それなりのお値段だったし)
どうしたもんかと悩んでいました。。

■藍染で染め直す

以前unistepsさん主催のサスティナブルファッションについてのトークショー
FASHION REVOLUTION WEEK2022
服を長く愛するために

こちらのトークショーを拝見する機会がありました。
その中で、「染め直しの歴史と可能性」のトークショーが、とても印象的だった事を思い出しました。

■ 藍師・染師 Watanabe’sの渡邉さん

元々会社員だったという渡邉さんは、藍染と深い関わりのある徳島県に訪れた時に、この藍染に出会い、会社員を辞め、徳島に移り住んだとのこと。

その徳島で藍を種から育て、染めまでのプロセスを一貫して行っているそうです。

元々藍染に興味があった私は、藍染の技術で、またこのパンツが履けるようになるかもしれない
と感じたので、思い切ってお願いしてみる事にしました。

■染色依頼

HPより申し込みをしました。
申込には、素材繊維製品の重量まで記載する箇所がありました。染色の度合いも選択する事ができ、今回はレベル3の濃度で依頼する事にしました。

また、ハイターで変色してしまった旨をメッセージで送る事にしました。

後日メールにてお返事があり、変色箇所の画像を送る事になりました。画像を確認頂いた上で、こちらの不安をひとつひとつ丁寧にお答え頂けて、とても安心感が持てたので、お任せしようと決めました。

■品物を発送してから2週間

「仕上がりました」とメールで連絡が来ました。

染め上がったパンツの画像も添付して下さり、変色箇所が綺麗に染まっていました
スゴイ✨✨✨しかもとってもキレイな色!!
嬉しかったです🥹早く実物が見たい履きたい✨

染め料は今回『パンツ300g』¥10.500でした。
※それに送料などを加算
 染め濃度によっても価格は変わります。

■染め上がった品物が届きました

染め料を振り込むと即日発送してくださいました。

段ボールを開けると、麻袋に入った品物とメッセージが添えてありました。

生まれ変わった感🥹

メッセージには変色部分についても触れてあり、心を込めて、染めさせて頂きました。と書いてありました。
大事に扱って下さったんだな。と嬉しくなりました。

■藍染独特の深み

このような色味になりました☺️🙏

綺麗な藍色
深みがあって、素敵です
変色部分もこの通り

■藍色を楽しむコーディネート①

藍と青で

shirt:   SZ BLOCKPRINTS(エスゼット ブロックプリント)
爽やかな青のストライプシャツ
ひとつひとつがハンドメイドで、インドの歴史的なプリント技術を使用しています。素材感もサラッとしていて、今時期とても良い♪藍と青の相性最高です^_^

sandal:   Nike Air Max Koko
このサンダルは5年目☺️
足元も軽めに

bag:  JIL SANDER
とっても小さめサイズだけど気軽に持てて◎

■藍色を楽しむコーディネート②

藍を生かしたコーディネート

tops:  DRIES VAN NOTEN
19ssの肩パット入りノースリーブ
肩パットが入るのでシンプルなノースリーブより個性が出る。
やっぱり白は藍の色が引き立つ!!

belt:   SAINT LAURENT
頻度高めのベルト☺️コーディネートを引き締めてくれる。藍色と組ませると高級感が出るな^_^

bag: Martin Margiela
軽いお出かけなら、この大きさで十分
画像はメンズですが、女性が持っても素敵です☺️
ベージュと藍、合うなぁ

shoes:  VEJA(ヴェジャ)
フランスのサスティナブルブランド
色も良いですね♪
バッグの色味と合わせて^_^


■最後に...

今回は、自分の不注意により、お気に入りのパンツを藍染する事になりましたが、今後も、着なくなった服やアイテムを手放す前に、藍染したらどうなるか。を考えるようにしたいと思います。

藍染の雰囲気、色合いは、非常に深みがあり、とても魅力的です。

そして日本の素晴らしい伝統です。

服を長く楽しく着るには、大事に保管する事も大切ですが、色を変えたり、形を変える事で長く着る術(スベ)を知る。ということも大切ですね♪

ご興味がある方は、是非一度ご自分のクローゼットを見直してみてください☺️

最後までお読み頂きありがとうございます😊

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