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活動3週目(01/06-01/12)
1月6日(月)
3週目が始まりました。
今日もやることないので、何かをやってるふりしながらPCの前にいます。
たまに聞こえたキニアルワンダ語を意味が分かるか自分でテストして、知らなかったら単語帳で確認したり、追加したりする、ということはしました。
今日は事務所に来る住民が多い。年明けだからかな。
たまに私にも挨拶してくれる住民がいると嬉しくなります。
すっかり仕事しているふりがうまくなった私ですが、これじゃだめだ!と退勤間際に同僚に
「2年前の報告書から井戸のマップを作った。これでどこに井戸があるか分かる。歩いていける距離にいくつかあるから、明日から私一人で歩いて見に行ってきていいかな。」
と伝えてみました。
この地図は年明け前にはできていて、実際に休日に1つだけ歩いて見て来ていました。実際の報告書では使える井戸になっていましたが、見た感じではもう使われていませんでした。その時は住民に会えなかったのですが、質問内容も現地語で調べて、インタビューができるようにしてありました。
地図ができてから『この辺りにある井戸は私が一回見に行って、修理が必要なところは一緒に来てもらおう』とずっと考えていて、やっとそれを伝えることができたのです。
でも同僚の答えは
「車で行こう。今、使える車を申請しているから待って。最初は1人で行くより、2人で行った方がいい。車なら一気にいくつも回れるから効率がいいよ」とのことでした。
もう仰る通り!そして車を申請してくれていたのなんて知りませんでした。この同僚がとても協力的であることをすっかり忘れていました。
ここに来る前に協力的ではない同僚の話ばかり聞いていたので、そのギャップに私がまだ慣れていないのです。このまま同僚についていくだけの2年間になりそうで怖くて、一人で行動して自信に繋げたかったのですが、まだ駄目でした。
同僚たちは私のことを1年目の新人、とでも思っているのかとても世話を焼いてくれます。毎日ペットボトルの水を取ってきてくれるし(自分で取ってこい)、毎日ランチの時間と帰る時間を教えてくれます(もうさすがに分かってるよ)。
みんなに甘えて楽でいたい自分と、1人で出来るもん!の自分が常に対決しています。まだ1チャレンジですが、すぐに落ち込むのが私の悪い癖。
落ち込んだからか、なんか体調が悪い気がしてきました。明日休もうかな。
1月7日(火)
昨日の夜から考えていたこと。「そろそろ休んでみる?」
出来ることがほとんどない日々。何でここにいるんだろうと常に考えてしまう。そんな日々に昨日の出来事。
朝起きて珍しく頭痛もあったので、休んでみようかなと思い、まずは同僚に連絡。
「体調が悪いから今日は休む。ほかに連絡した方がいい人いる?」
するとすぐ、
「大丈夫?ダイレクターにも伝えておいた方がいいかな。僕からも言っておく。ゆっくり休んで。」と返事が来た。
言われた通り、ダイレクターにも連絡し、再度ベッドに入ってウトウトしていると今度は大家さんからと連絡が。
体調が悪いことを伝えると、奥さんを派遣してくれました。
すぐに奥さん登場。
「病院、行く?」と聞いてくれたけど、薬を飲んだ後だったので断りました。ここまでで、休んだことを少し後悔し始めるわたし。
それでも頭は痛いことは確かなので、ベッドでウトウトしていると同僚から心配の電話が。3回も。1回目に大丈夫だよ、と伝えたのに。
多分もう私はマラリアにかかった時以外は休まない気がします。
明日、体調について聞かれた時に答える英文を用意して、今日は寝ます。
1月8日(水)
ちょっとドキドキしながら事務所へ。昨日来ていた人は少ないらしく、私が休んでいたことは数人しか知らないようでした。ホッとしました(笑)
「昨日休んでたでしょ。マラリアか!?」と聞いてきた同僚もいましたが。
マラリアって1日で治るのかな、と思いながら、
「ちょっと疲れちゃって、頭が痛かった」
と伝えたら、なーんだって顔してました。
そして今日も仕事はありません。前の職場の先輩とLINEが続いていたので、テレビ電話をしてみました。
ちょうど上司と現場でお世話になった方もいて、4人でおしゃべり。たまに同僚が私が言った日本語を真似してきたり、何故かYouTubeの動画見せてきてこれ知ってるか?と聞いてきたりされました。いつもしてこないのに。電話中に話しかけてくる文化、面白いな~。日本だったら静かにしよう、ってなりますよね。
仕事帰りに珍しくマーケットに行ってみました。天国か地獄かで言うと、地獄でした。小学生、中学生、高校生の帰りの時間とぴったり一致。今まで平日にマーケットに行ったことがなかったので分かりませんでしたが、17時過ぎに学校が終わってみんな帰るそうです。
急に走ってきて抱き着いてきたり、嬉しそうに横を歩いてきたり、チンチョンチャンとバカにしてきたり、遠くから手を振ってきたり、丁寧に挨拶してきたり。
小学生でも丁寧に挨拶してくれる子はいるし、高校生でもバカにしてくる子はいて。全員に愛想を振りまくことはできないので、気持ちの良い挨拶だけ返事をしました。20分の道のりが1時間に感じました。無数の子供、恐ろしい。道路の脇からワラワラ出てきた。100人くらいに絡まれた気がします。
やっとこさ着いたマーケットには顔なじみの人がいて、少しホッとしました。疲れすぎたので、ご褒美にファンタパイナップルも買いました。
帰りも子供だらけで、5人くらいがずっと後ろからギブミーマネーと言いながら家までついてきてました。オール無視。
家に着くと、疲れすぎたのか頭痛がひどかったです。
1月9日(木)
昨日、頭痛がひどかったですが、元気になりました。
今日も今日とて仕事はない。色んな人のNoteを読み漁ってます。
お昼過ぎになって同僚が
「明日、井戸の部品を見に行こう。テクニシャンも一緒に行く。帰りは17時過ぎかな」と伝えてくれました。
おお~、動いてくれてる…と感動しつつ、私が井戸を直したことがないことはきちんと伝えないとな、と思いました。
そして「14時から会議に出るよ」とも言われました。
聞いてません。初耳です。この間の定例会議は誘ってくれなかったのに?
何のための会議か、説明してくれましたが、チンプンカンプン。とりあえず緊張しつつ、ランチもスキップして時間まで待ちました。
14時20分から始まった会議は動画も写真も撮っていて厳かな雰囲気。
後ろから「中国人・白人がいる、、、」という声がチラホラ聞こえながらも同僚が私のことを説明してくれました。(日本人とは言ってくれない)
知らされていなかったですが、会議はオール現地語。集中して聞いてみたけど知ってる単語しか拾えず、全く分からずでした。途中で「ランチ~」という声で盛り上がりがMAXになりました。何だろう。
会議後に色んな人に挨拶してもらって、私があなたの要請の資料作ったよって人にも会えました。要請してくれてありがとう。
15時になって、お腹も空いて死にそうになりながら、どんどん歩いていく同僚についていくとなんと隣のホテルでご飯が用意されていました!!!!
これで盛り上がってたのか!!!!久しぶりのビュッフェスタイル。嬉しい。めっちゃ食べた。それでも「ポテト2個しか取らないの?嫌いなの?4個以上取るのが普通だよ」とからかわれました。
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「お金払わなくていいの?」と聞いたら
「これはイベント後のランチだからいらないよ、郡庁が払ってくれる」とのこと。太っ腹~。いつでも開催してください。
あとは郡庁のトップとも会うことができました。
「君のことを紙でしか知らなかったから会えて嬉しいよ」
と言ってもらい、現地語で挨拶をして喜んでもらい、いい感じやん!と思っていたら唐突に
「僕の名前知ってる?」
と聞かれました。ごめんなさい。本当に申し訳ないです。
やっちまったーと思っていたら
「その顔のポツポツは蚊?」と聞かれ、ホクロのことかと思って
「うーん、太陽のせいかな」と答えたけど、後で鏡見たらニキビがいくつかあったので、そっちね、となりました。
(最近、ルワンダの一部の地域で、国が注意喚起するほどマラリアが再流行しています。そのゆえの質問だと捉えました。)
今日は色んな人と話して少し疲れました。でもみんないい人なんだよな。
1月10日(金)
うれしい。金曜日。昨日の予定では、フィールドワークでしたが無くなりました。同僚は午前中で帰りました。
ランチをスキップして1時間早く帰り、オンライン英会話を久しぶりに受けました。新しく登録したので、簡単なテストとヒアリング、そして体験授業を少しだけしました。ビジネス英会話に特化しているので慣れない単語が多いですが、続けられそうです。
そのあと、本登録して1コマだけ受けてみましたが、意見を聞かれることが多く、考えるだけで時間が過ぎ、少しもったいなかったです。事前に予習して、聞かれそうなことを考えておくのが大事だと言われました。
時差があるので、受けられる時間は限られますが、なるべく自由時間は英語の勉強に充てようと思います。
あと現地語の勉強も頑張ります。
1月11日(土)
今日は初めてバスに乗って、首都キガリへ行く練習をする日。
緊張しながら朝6時50分には家を出て、7時過ぎにKabaroreという大きいバス停に到着。
色んな人に声をかけられながらも、どうにか同僚にお勧めされたExcelというバス会社のチケットを購入できました。ぼったくられることがなく、お釣りも返ってきて感動。案内してくれた人が当たりでした。
Excelのチケットを売ってくれる人はたいていロゴ付きポロシャツを着ているみたいで、どの人か分かりやすいです。そして私が乗るバスが来ると案内もしてくれたので安心でした。
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1人1席なことに感動しつつ、3~4時間でルメラというバス停に着きました。ルメラはルワンダの中でも特に大きいバス停で、キガリから東部郡に行く時によく使われるそうです。宿泊場所はもう一つのニャブゴゴというバス停が近いのですが、ルメラの近くにはKFCがあるので、今回はルメラで降りてみました。
KFCの値段感と美味しさは日本と変わらず、安くもなく高くもなく、美味しい味がしました。
そこから歩いておしゃれなカフェに行き、同期と合流して夕飯を食べ、ホテルに向かいました。
ホテルは語学研修の時にも使っていたので、慣れた感を出していけました。
熱いシャワーに久しぶりに入れて大変感動しました。垢もすごい出た。
ガードマンと大家さんに外泊することを伝えていなかったので、両方から心配の電話が来ました。
安全上、ガードマンに宿泊の予定を伝えない方が良い、と言われています。その間に盗みに入られたりするからです。
うちのガードマンに限って、そんなことしないとは思いたいですが、人はいつ変わるか分からない。かと言って、毎回心配させるわけにはいかないので、とりあえずおおまかに出かける予定は伝えようと思います。
これで盗みに入られたら、私の責任です。盗まれて嫌なものを置いておかないようにしておきます。
1月12日(日)
10時にチェックアウトをして、タクシーを呼んでまたルメラへ。今回はairtelの番号でも使える「move」というアプリを使ってみました。moveはフォルクスワーゲンが提供しているサービスです。yegoよりも質が高く、値段も少し高いようです。それでも、正規の車で迎えてくれて、ガタガタしない快適な車で運んでくれるので、これからキガリに来たらこっちを使っていこうと思います。
帰りのバスもスムーズでした。Kabaroreのガレ(バス停のこと)に行く途中に私の家があるのですが、途中での降り方を知らないので通り過ぎ、ガレへ。次は途中で降りたいな~。
無事に家に帰ることができたので満点です。
ガードマンも私が帰ってきたので安心していました。
いつも夕方になると私が電気を付けるのですが、私がいない時は真っ暗だったと言われたので、ソーラーパネル付のランプを渡しました。
大事に使ってね。