大島信頼 『「悩みすぎる人」のトリセツ』

論理トレーニングとはまた別で
『「悩みすぎる人」のトリセツ』を読んでいます。

身近に悩んでいる人がいると、なんだか自分まで気が落ちてくる。そんな経験私は良くあります。
悩み相談とか聞いてるとハッピーな気分だった自分もなんだかネガティブ考えてます。めちゃくちゃ多い。なんとかしたいです。この本なんとかしてくれそう。そんなこと思って、読んでみました。

それで、私は人の悩み相談聞くんですけど
アドバイスしているのに
全部否定され結局「好きにしろー!現状維持してろー!」と
なることがたまにあります。
聞いてるんだったら多少は聞き入れてほしいです。
親身になって考えてるんで一応。

これに関しては相手はアドバイスを求めているのではなく
「大変だね、すごいね」と言う労い、慰めが欲しい心理らしい。
この大変な現状に頑張ってる自分を褒めて!と言う感情と
その中には「怒り」も紛れている。
「怒り」が表出できていないから、その感情がねじ曲がって
「悩み」になる、と言う考え。
だからそう言う人を無闇に前向きにさせない方が良いみたいです。
「怒り」は前向きと真逆だから
発散されなくて余計ねじ曲がるそうなんです。

で、他人の悩みが移るのは
自分の悩み→自己解決しようと努力できる
他人の悩み→その本人がどうにか行動しないと解決できない
ことなので、その解決されない状況を見ていることで
どんどん悶々と悩んでしまうらしいです。

これで今までとは違った関わり方ができそうです。よかった!


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