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モノの価値って何だろう?

こんにちは。KIDS DESIGN LABO の中山です。
前回の投稿からずいぶん間が空いてしまいました。定期的に書かなければと思っているのですが、反省です。

以前も記事で書かせて頂いていますが、


先月も、厚木市の厚木農園 さんで開催されているイチゴマルシェに出店したのですが、その際に初めて弊社の定番商品である椅子を、サンプル品につき特別価格で販売しました。

マルシェでの出店の風景

また、イベントとして、サンプル品の中でも、C級品を0円からスタートの家具オークションを行いました。

私たちの作っている家具は、子ども達に本物を感じてもらえるように素材や仕上げ、作り方細部にまでこだわりを持っています。
タモの無垢材を使用し、また木の質感を残すように自然塗料で仕上げています。釘が見えないようにしていたり、留め加工といって木同士をつなげるのに、それぞれ45度ずつカットして繋げていたり、座面(座るところ)の板の厚さをすっきり見せるように45度カットしていたり。また、スタッキングも可能です。パッと見ただけではなかなかわからないのですが、細部に拘って作られていて、子どもの家具でありながら、シンプルで、どんな空間でも合うようにデザインしています。

そんな訳で、かなり試行錯誤して作っており、サンプル品が沢山社内に溢れてきて、せっかくの機会なので、イチゴマルシェで販売してみようとなりました。
そして、ちょっとしたイベントとして、0円から始まるオークションを行いました。サンプル品ですが、子ども達がまだまだ十分に使える家具なので、
どんな金額がつくのか、私たちとしてもかなりドキドキの企画でした。

1日に3回やらせてもらいましたが、0円からスタートし、500円、1000円と値段が上がっていき、どの回でも2組が最後までどこまでだったら買うかと、じりじりと金額が上がっていき、片方の方が諦めたところで落札となり、その金額がこの家具に対する、今回の状況での価値になっていきました。
購入して下さった方は、まさか自分がその日椅子を買うなんて思っていなかったと思うのですが、気に入ってくださり、これくらいまでなら出しても良いかなという値段で落札をして下さいました。
その思いや、落札して下さった金額がとてもありがたいという思いの一方で、本来は原価を考えると、もっと金額的には価値のあるものなのですが、その場でしっかり多くの方々にその価値を伝えきることができなかったなぁという反省もあります。

何に重きを置くか、人によって価値感は様々ですが、私たちは小さい頃から子ども達に素材もデザインも良質なもの「本物」を提供し、感性を育んでもらいたいと思っています。ホームセンターなどの量販店で売られているものよりも価格はかなり高いですが、それでも価値があると思っています。
それが子どもにとって、目に見える形で良かったと言えるには、時間がかかるかもしれませんが、きっと子ども達の将来に活きてくると信じています。

たかが家具ですがされど家具。また、それは家具だけでなく子どもにまつわる環境全てにおいてそうだと思います。
そんな価値をしっかりと伝えていけたらと思っています。

そんな訳で、今月10月8日(土)もイチゴマルシェ に出店し、私たちのつくる家具や理念を直接お伝えできたらと思っていますので、気になる方は是非足を運んでいただけると幸いです。
今回もオークション行います。かなりお手頃な価格でゲットできるチャンスです。
また、マルシェとしても、林の中の気持ちの良い空間で、50店舗位が出店していて楽しめます。

こだわりの家具の価値をお伝えできたらと思います!!

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こどもにまつわる施設の設計のご相談お待ちしています。
どんな小さなことでも、子どもの環境を変えていきたいと思いのある方、
お気軽にご連絡下さい。

また、設計だけでなく、家具物、サイン、制服に至るまでプロデュースさせて頂きます。


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