アンパンマンって何だろ?!
みんな大好きアンパンマン!みんなのヒーローアンパンマン!自宅には、なるべく侵入させないようにしていましたが、どこで覚えてきたのか、1歳8ヶ月になる娘はすっかりアンパンマンのファンです。
1日のうち、必ずどこかでアンパンチされ、ドキンちゃんかっこいいと寝言のように呟く娘。
機嫌が良くない時にアンパンマンの何かを渡すと、するっと機嫌が直り、親になって、こんなにアンパンマンに助けられるとはと、想像もしなかったです。
そんな娘を連れて、ずっと気になっていた横浜にあるアンパンマンミュージアムへ行ってきました。
そこらじゅうアンパンマンだらけの空間に娘大興奮。色んな遊具や、動くアンパンマンの登場に、すっかり満喫した娘でしたが、個人的には何だか少し違和感を感じて帰ってきました。
そんな話を一緒に行った夫と話をしながら、考えを整理していると、あまりにもアンパンマンが商業化され過ぎていることに違和感を覚えたのかなと。
やなせたかしさんがアンパンマンに込めた思いって、子どもが楽しめる意外にも、もっと深い想いがあるのではないかと思って、改めて調べてみたりしました。
そうすると、戦争と飢を体験したやなせさんが、情勢によって、正義は突然変わってしまうものだけど、飢えてる人に対して食事を与えることは、決して変わらない正義であり、「正義を行おうとすれば、自分も深く傷つくものだ。でもそういう捨て身、献身の心なくして、正義は決して行えない」 「正義に勝ち負けなんて関係ない。困っている人のために愛と勇気をふるって、ただ手をさしのべるということなのだ」という言葉を残されてるとの事。やなせさんの考える正義を体現したのがアンパンマンで、何かそこの根底とした想いを、ミュージアムなのであれば、伝える何かがあってほしかったなぁと。
誠に勝手ながら、そうすると商業施設であっても、もっとこのミュージアムに重みや深みが出てくるのではと思ったりしました。
これって子どもの施設づくりで、とても大切にしたいと思っている部分で、その施設の根本的な想いとか芯が通ってると、色んな装飾など枝葉がついてもしっかりとした芯の通った建物になると思っていて、そこをしっかりと大切にしたこどもの施設をつくれたらと、改めて思う機会となりました。
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