仕事運と恋愛運
久しぶりにつぶやきではなくブログを。
角田光代著 角川文庫の
『愛がなんだ』を読んだ。
45ページに出てくる章題が
風が吹けば桶屋が儲かる、
恋愛運が上昇すれば仕事運が下降する
とある。
あまりネタバレしないように説明すると
この章では主人公の恋愛模様が
上手くいきはじめ、
逆に仕事はそっちのけになるという、
章題そのままの内容である。
私も昔は仕事運か恋愛運かどっちかで
仕事が上手くいっている時は恋愛が上手くいかず
(こちらは非常に少なかった)
恋愛が上手くいっている時は仕事が上手くいかず
(圧倒的にこちらの方が多かった)
シーソーをしているような感じだった。
私は今まであまり仕事で
上手くいくことがなかった
いわゆる「仕事できない女」
もしくは「稼げない女」だったし、
逆に恋愛だけはどんどん果敢に挑戦して
どんどん上手くなっていった…
というわけでもないが、
絶対的に恋愛体質で、
すぐに恋してすぐに致して…
と進んでいくスピードは早かった。
最愛の彼と出会ってから、特に最初の方は
彼の「仕事しなくていい」という言葉に
大いに甘えて、ほぼ仕事をしていない時もあった。
そんな時も、
「やっぱり恋愛が上手くいってて、
狩猟本能みたいなのがお休み状態になってるから
仕事はバリバリできないのかなぁ」
などと考えていた。
つまり恋愛安定期
=まったりしてて仕事やる気起きない期
仕事上々期
=狩猟本能というか飢餓感丸出しで
恋愛上手くいかない期
という図式が成り立っていた。
しかし最近思う。
そういう狩猟本能というか飢餓状態で
仕事するってどうなの?と。
体力が有り余ってる血の気多い系女子なら
いざ知らず、
私のように体力無さすぎ子ちゃんは
どうしたって、
そういうムラのあるガツガツした働き方は
ガタが来る。
そして今恋愛安定期がずっと続いてほぼ2年。
まったりしてて仕事やる気起きない期を通り越し、
一周回ってむしろ仕事もやる気出てて(当社比w
来月は過去最高月収を達成する見込みだ。
といっても多分同世代の人に比べたら
微々たるものだから、
本当に当社比で最高、というだけの話だけど。
やはり恋愛が安定して精神生活が安定すると、
余計な事に頭の容量を割かなくて
済むようになるから、仕事に集中できる。
そして安定的に仕事面で成長していける。
つまり、持続可能、という事だ。
もし今、昔の私のように
仕事運と恋愛運のシーソーをしている人がいたら
(いるのか?)声を大にして言いたい。
恋愛が安定したら小さくまとまっちゃって
仕事できなくなる、とか無い!
むしろ自分のリソースを最大限仕事に注いで
持続的に成長していけるから!と。
私は、文章を書く時、だいたい自分の経験から書きます。したがって、いただいたサポートは、今後も様々な経験をしにいくことに使わせていただきます。