旅行レビュー→20代からみた現代の台湾
先日、台湾へ初旅行へ行った。
タピオカや小籠包と若者にはとっつき易い
きらきらしたイメージがある台湾だが、実際に訪問すると、違う側面を持つ台湾を感じずにはいられなかった。
台湾のアイデンティティとは?
台湾は、とても不思議な国だ。
言わずもがな、
台湾は国際的に孤立している。
国連を脱退し、少数の国しか国交を持たない、未だ中国と対立をしている。
日本統治下の名残は街には殆どない。
それはとても意外であった。しかし一度台北市を歩くと今の日本と通じる。
MRTやその他鉄道インフラ、
台湾の若者が集う中山地区、そこで売られているファッション、どれを切り取っても日本にそっくり。
なんとなく国民性も日本に近しく、
街は活気に溢れている。
一方で、市街地を外れて市場を歩けば、
台湾の生活を垣間見ることができる。
鳥や豚が生で売られていてそこには日常がある。日本では中々みることができない風景がある。
蒋介石を記念した中正紀念堂に行けば、
かつての国民党と共産党の合作崩壊の歴史に触れる。
いたるところに台湾の歴史があり、
とても興味深かった。
台湾初心者として、すっかり台湾のファンになってしまった。
歴史的背景を通じて現代の台湾を知れば、もっともっと台湾が面白くなるはずだ。