大阪FITNESS COMMUNITY #2 〜メディカルフィットネスの現在地〜
こんにちは！hacomonoのコミュニティマネージャー、貞包です。
現在hacomonoでは、全国各地で業界全体の発展やビジネスの加速を後押しするための『FITNESS COMMUNITY』を開催しています。
大阪は8月に初開催をしてご好評をいただきまして、10月30日に第二回目を開催したのでその様子をお届けします。
メディカルフィットネスをテーマに
今回のテーマは、「フィットネス施設が医師と繋がってできること〜メディカルフィットネスの現在地〜」です。
大阪の本町にある、完全会員制の24時間フィットネスラウンジ「ReXeR」様と、医師でありメディカルフィットネスの実践に挑戦されている「Doctor’s Fitness」様が最近医療連携を始めたとのことで、今回はReXeR Osaka店舗責任者の酒井様と、Doctor's Fitness 代表 宮脇様にトークショーへご登壇いただきました。
メディカルフィットネスの定義、現在取り掛かっていることや今後の展望
早速開始したトークショー、まずはこんなテーマから。
よく聞く言葉ですが、『実際に何を意味するのか、実は自信がない』という方もいらっしゃるのではないでしょうか。（参加者からも事前にご質問をいただいておりました）
広義・狭義で様々な意味合いがあるが、フィットネスジムと医療機関が連携して取り組んでいることが「メディカルフィットネス」
連携するだけでは意味がなく、運動を通じた健康推進を両者が行えている形が良い。
よくホームページなどで連携をうたっている施設もございますが、「きちんと実態が伴っていることが大切」とのことに、参加者からも大きなうなづきが見られました。
他にも当日お話いただいた内容の一部を以下にご紹介します。
ReXeR様とDoctor's Fitness様の取り組みについて
ReXeRは中上級者が多い印象があるかもしれないが、健康推進の意味合いで通ってくれている会員が多い。
最近はコンディショニングを訴求し始めている。
健康になりたい会員さまへの提案の1つとして指定運動療法施設を活用していきたいと思っており、Doctor's Fitness様との連携がスタートした。
患者さん・ReXeRさん・トレーナーの3者で話している。
これからは自分の患者さんをReXeRさんへ紹介することもしていきたい。
これまでの病歴や現状を宮脇さん（お医者さん）見てもらい、運動・食事面から指導をしてもらえるようになる。
指導の幅が広がる。
医療側の関わり方
指定運動療法施設をとると、運動処方箋として運動療法を出し、使用したジム代を医療費控除できる。
メディカルフィットネスのような取り組みをしようと、ジムが病院にオファーしてもまあ断られるので、そこにDoctor's Fitness入り、紹介状を書くことで繋げられる。
他にはどんなことをしているのか
まず初めに取り組んだのは「一緒に時を過ごすこと」。
Academyを作り、フィットネス施設のトレーナーさんたちと一緒に勉強する。
講義の最初15分はトレーナーの知識でわかるが、後半の本格的な話は正直ついていけなかった。
これまで医療知識を学ぶことはなかったので、実際のお医者さんから教えてもらうことで、知識はもちろん指導の幅が広がったと感じる。
医療の知識があるとお客様への接客の質が上がるはず。
例えば糖尿病の患者さんは自分の症状についてとても詳しいので、
「糖尿病なんですね、運動頑張りましょう！」ではなくて
「糖尿病なんですね、ちなみにヘモグロビンxxxってどれくらいですか？」
まで言えると会話も広がり、信頼度もアップする。
今後の展望について
医療連携はまだ始めたばかりだが、多くの人の健康につなげたい。
ただ身体を鍛えるだけではなく、楽しく運動して、健康になれる文化を作っていきたい。お客さまのライフスタイルを向上させること、それがReXeRのコンセプトでもある。
メディカルフィットネスは今後3~5年でとても大きくなると思う。
20~40代の医師はメディカルフィットネスにとても興味がある、だから今後3~5年が大切。
大きいことをいうのも大切だけど、目先の小さなことの積み重ねこそ大切なので、小さなことを愚直にやっていけば徐々に変わっていくと思う。
パートナー企業の紹介・グループワーク・立食懇親会など
そのほか、トークショーの前には日々ご協力いただいているパートナー企業様をご紹介させていただいたり
グループごとの懇親タイムや立食懇親会など
なるべく参加者同士が交流できる時間を作りました。
みなさま積極的に交流いただき嬉しいです。
次のFITNESS COMMUNITYは静岡！
さて、次回は静岡・そして愛知で開催です。
またお会いできることを楽しみにしております！