見出し画像

It's a Small World

心が荒んだ人が多いなあ。みんなささくれだってる。乾いた心で灰色の世界を歩いている。心が潤っている人を妬み、否定する。偽物の善に化かされている人々。
みんなみんな、「イッツ・ア・スモール・ワールド」に乗ればいい。自分がどんなにちっぽけで、どんなに空っぽで、どんなに乾いた人だって、気づくと思うから。
改めて気づいて、優しい世界で、生きようよ。
幸せな世界ってきっとそんなことだと思うな。あの世界観が、きっと幸せの全てだと思う。

みんなが等しく夢の国に入ることができる。みんなが等しくあの場で笑い合える。そして、何人もこぼさず幸せになることができる。

そんな世界であることが、一番幸せなんじゃないかと思うんだよ。
現実はそんなに甘くはないけどね。
だからこそ、あの場所が尊くて、キラキラしたものに見えるのかもしれないね。

でも、幸せになる方法はそれだけじゃないよ。
夢の国に行けなくたって世界はせまくて、おなじで、ひとつで、まるい。そんな小さな世界中どこだって涙があって、笑い合って、みんなそれぞれ助け合う。
それはどの世界だって変わらない。あの小さな小さな世界に入らなくても、周りにはどこでも笑顔と涙に溢れている。

ほら、みんなで手を取り合おう。
複雑すぎる世界に飲まれて、こんな子供の夢のような綺麗事すらかなえることができない世界なんて、悲しいじゃないか。
そもそも、「綺麗事」なんてことば、くそくらえだよ。綺麗事だってなんだって、幸せになる夢を見て、何が悪いんだ。
 
世の中は複雑だけれど、それを取り巻いている全ては結局単純なんだよ。たぶん。
難しいことを考えないで、優しい心だけ持って、ほら、
「イッツ・ア・スモール・ワールド」に乗ろう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?