無純
きっと、人は知らない。
みんなの前から消えてしまいたくなって、ここを出た。それだけの理由。本当に、それだけ。誰も追いかけて来ないでほしくて。誰にも知られたくなくて。なのに、知っててほしい、わたしが生きていること。自分の中の矛盾が画面の中に顔を出す。posting... また更新した。忘れてほしくないだなんてね。バカだなあって思うけれど、存在証明をしないと生きていけないんだって。そういえばきれいな文章を書く人は心が汚れているんだって、わたしは知ってる。だから「あなたのきれいさで私まで浄化されます」って言う。嘘ではないつもりだ。その汚れを自覚して表面に出さない強固な自我が好きだ。背中を曲げて歩く人の心の中はいつもまっすぐで素直。それは自分を守る盾のようにしなやか。
世界は、矛盾だらけだ。愛すべき、無純。
どうも〜