理想と現実のギャップで心が死んだ話

手持ちのパスワードを試しまくってやっとこさログイン出来ました。やったぁ!


休職して時間はバカほどあるのでね。

前回大学をやめた経緯をつらつらと書き連ねて、あとから見返すと誤字がいっぱいあるな。まぁそれも感情むき出しな感じでご愛嬌。とか思ってはや2年。


やっぱり結局、いいタイミングで来た船にラッキー!と思って乗って逃げた先に大きな岩がありましたとさ。


1月、晴れて前々からやりたかった仕事、しかも割と有名な会社にアルバイト入社することに成功して順風満帆な社会人生活のはじまり。


かと思いきや、全然そんなことは無い。

というのもあとになってから分かることではあるけれどそれは後ほど。


知り合いの知り合いの知りあいが先輩になってまぁなんて言うか平たく言うと知らない人だし社会人経験もほぼ皆無だし分からないことだらけの研修期間。着く上司や担当する人によってやり方が全然違う。

共通して言えるのはとても気を遣わなくては行けないということ、コミュニケーション能力がとても必要だということ。

どんな仕事でもそうなのかもしれないけれどちょこっと特殊な業種ではあるし想像していたよりも社会人って人間関係が全てなんだなと思った。

研修明け1発、配属された先の先輩はとても仕事のできる人だった。担当する人は育ちの良さが顔にも所作にも表れているようなとても素敵な人だった。忙しなく膨大な仕事量をこなす先輩は私という荷物をかかえてさらに仕事が増える。

要求されるレベルの仕事が全然こなせない。

足を引っ張るばかり。それでも楽しいと思ってしまった。足の小指くらいしか関わっていないのにきらびやかな世界の一員になれた気がした。

仕事内容とか細かいことは業務上書く訳にはいかないので、言ってないことを言ったみたいな噂が回ってあいつ調子乗ってんなって思われたり人間関係の板挟みになってあわあわしたり色々しつつその他だーーいふ割愛することになるけれど

配属されてから3ヶ月弱、ついにしごでき先輩に

「私じゃ貴方を育てることは出来ないかもしれない」

匙を投げられた。

「初心に帰ってもっと頑張ります」

正直頑張り方はわからなかったけれど頑張るしかないとおもった。

しごでき先輩ももう少しやり方を考えてみるねとギリギリ投げたサジを拾ってくれた。

配属先の変更を告げられたのはその3日後だった。

「頑張ろうとしてくれてたし意識も変わってきたから頑張ってもらおうと思ってたんだけど上からの辞令だから」

今思えばその言葉はしごでき先輩の優しさで、本当は上長にこいつ外してください。って掛け合ったのかもしれない。

後々とある事情でしごでき先輩としごでき先輩に私を紹介してくれた人のLINEの内容を見てしまうハプニングが起こるわけだけどそれもまた後で。

変わった配属先の上司はとても優しい人だった。滅多なことでは怒らないし、2年目だもん経験して覚えていこうね。のスタンス。

担当する人も少しずつ距離を詰めていって休職手前ではプライベートな話もできて仲良くなれた。と、当時は思ってた。

新しい配属先でさらに目まぐるしい日々を過ごす。

始発で出勤して終電で帰ることもザラ。

でもそれなりに、2年目なりに、やれていると思っていたし楽しかった。

問題は遅刻厳禁の世界で、何度か寝坊してしまったこと。自分が時間どおり行動出来ないことで自分が怒られておわりじゃなくて、担当する人を始め仕事全体に影響が出る。なんなら担当する人の氷菓に直結する。非常に迷惑。

以後気をつけます、と謝罪して

そこから頑張って、最近よく頑張ってるね、とほめられる。もっとがんばる。でもまた2ヶ月くらいのスパンで遅刻してしまう。謝罪する。がんばる。ほめられる。そんなこんなで同じ配属先で1年以上働いて、その頃には無事アルバイトから社員になっていて。

しごでき先輩に私を紹介してくれた人に紹介してくれた前職の先輩とご飯に行く機会があって

「最近どう?」

仕事の軽い愚痴、それでも楽しくやっていることれ沢山話した。

「うん。楽しいと思ってはたらけているのはいいことだね、でも、、」

そこでさっき書いたしごでき先輩としごでき先輩に私を紹介してくれた人とのラインのスクショ

会社で私の評価がすこぶる悪いこと、配属先変わった時LINE来たけど頑張りますって私の方がよっぽどまともに仕事できると思うよ。上長もやめさせたかったけど人足りないから辞めさせられなかったんだって。あんなやつと関わんない方がいいよ。そうだね〜。

頭が真っ白になった。

それなりにできていたと思っていたのは全部勘違いで全然ダメダメだったんだと、その時やっと気付かされた。

もっと気をつかわなきゃいけない

もっと気を配らなくちゃいけない

私が身につけなきゃいけないコミュ力は、ただ人とおしゃべりする能力じゃなくてニコニコした仮面をつけて腹の中を人に読まれないようにする能力だった。

あなたの行動言動全てあなたが担当する人の行動言動だと思われると思いなさい。

それはプライベートな話を話の種にしちゃいけないってことだったんだ。

馴れ馴れしいと思われてるからもっと話す内容に気を配らなきゃいけなかったんだ。

色々考えすぎて頑張り方が全然わからなくなった。2年間やってきたこと全部、自分のせいで他人の評価を下げる原因になってたかもしれないんだ。

やり方を変えなきゃ、そう思うほど空回りした。

ただ一つ、もう絶対遅刻だけはしちゃいけない。それだけはたしかだった。

何も分からないけど、とにかく当たり前のことなんだからそれだけは完璧にできるようにしなくちゃ。次やったら辞めるくらいの覚悟でやらなきゃ。

そう思うと寝るのが怖くなった

起きられないくらいなら寝ない方がましだ。移動中に寝ればいいし。

今年の10月頃から1週間の睡眠時間が8時間睡眠くらいになった。

でもそれで最近は遅刻もしないし意欲的に頑張ってるねって褒められることが増えた。

他のところはまだできてるかどうかわからないけどけれどそこだけはこれが正解なんだと思った。

仕事終わりに人と別れたあとに謎に涙が出てもそれがストレス解消になってるんだと信じて気にしなかった。担当している人との間に上司にはいえないお互いの秘密も共有して仲良くうまくやっていると思ってた。

12月、明日からあたらしい案件で頑張らなきゃいけない。優しい上司からの

「お話があります。」

明日から頑張らないといけないから喝を入れられる。担当している人からのクレームをこっそり教えてくれる。

「仕事仲間であって、お友達じゃないんだからね」

そんなつもりもなかったことも受け取り方によっては色んな形に変化する。それは分かっていたけど、秘密を守りながら円滑に仕事をするためにしていたことも担当している人には伝わらないんだなと思った。

相変わらずの睡眠時間

頑張り方の方向性がまた分からなくなってそれでも仕事は回る。

新しい仕事の3日目、

今日は6時半起きでゆっくりだから5時間は寝れるな、そう思ってベットに横になった瞬間涙が止まらなくなった。もう自分でもびっくりするくらいに。嗚咽と鼻水と吐き気と過呼吸。そのままの状態が5時間続いて死ぬかと思った。

これはさすがに無理だと思って早朝から泣きながら上司に電話した。

「とりあえず今日は休みな」

上司の言葉に甘えて泣きながらそのままねむりについた。起きても止まらない。


そのまま3日、5日と仕事に行けなくなった。

なにか考える度にどうして同期ができることが私にはできないんだろう、紹介してくれた人に迷惑かけてるかな、仕事は回るけど私がいないと不便だろうな、上司の仕事増やしちゃってるな、いやでもポンコツだしこのままやめた方がカイシャもうれしいのでは。

ぐるぐる考えながら体の水分量ってすごいなと思うくらいひたすら泣いてた。10日以上休んだ辺りで産業医の先生に相談に行きな。とやさしい上司。


フレンドリーな先生と世間話をしながら私がポンコツなばっかりに寝るのが怖くなった結果寝れなくなった話、仕事に行けなくなった話を勝手に出てくる涙に笑いながら話した。

「うん、適応障害だね。1度全部忘れておやすみしよう。」

抗うつ薬と眠剤を出されて返された。

びっくりするくらい寝た。それはもう20時間くらい。薬って怖い。

そんなこんなで現在に至るわけですが

極力薬に頼りたくないと思ってボケっとしてたら朝になりたまにやばいなと思って眠剤決めたら起きたら夕方で結局リズムが整わない。全然食欲もないし10年間50キロ切った事ないぽっちゃりでやらしてもらってたのに40キロ台になって体重減り続けてるし。友達にコケたねって言われるし。健康的に痩せたらいいのにね。

ただ珍しく今日は薬飲んで寝たのに4時間で起きて朝ごはんをつくってちょっと食べて家の片付けして洗濯物やってお医者さんにいって、2月いっぱいお休みになって作り置きなんかしちゃって。

割と調子いいんじゃないかと思う日もあればあ〜このまま歩くと死ぬなぁって日もあって

病名ついたからには向き合って付き合って行くしかないなとは思う。

今はただ、仕事に戻りたいと思いつつ、戻った時に同じことになったらいよいよ私はこの仕事は無理なんだと思うことが怖い。

うーん起承転結の結がない。

オチのない話は嫌われるぞ。関西人なのに。

現状報告ということで、元気になったらきっとこうして私は直った。みたいな怪しい文章を書くんじゃないかと思う所存。

みんなも無理しないようにね。

1回壊すと戻すの大変らしいから、息抜きしながら頑張ってください。私は正解を模索しながら何とか生きることにします。

またね〜




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