ベストな選択って難しい…。
8月になった…。
8月、よくいらっしゃってくれた!
ホント。
7月、長くない?
みたいな。
そんなにふうに思った1ヶ月でした。
連日ギンギンの暑さで「熱中症」という言葉を聞かない日はないですね。
先週末、訪問先の利用者さんを救急車で搬送していただきました。
食事や水分の摂取がだんだん減ってきていて、
比例するように日に日に暑さが増してきていました。
エアコンのない寝室に、
飲まず食わずでいるのは自/殺/行為だし、
それがどうなるかわかっているのに
早めに手を打たないのは
殺/人と一緒だと思いました。
本人は
飲まず食わずで動けなくなっているのに
入院はいやだとか、
配偶者は
点滴だけして返されたらどうしよう…
と仰り、家での点滴を望んでおりましたが。
週末土日はもっと暑くなるらしい…。
訪問したのは午前中なのに既に暑いっ!
週明けの月曜日に受診に行く予定
と仰っているけど、
状況からみてもう家で点滴してる場合ではないよね…🤔
意識があって、
意思表示もあるから救急車を呼びづらい…。
もう少し切迫した状況なら、
スピーディに進むはずのことが進まないっ😢
判断に迷い、電話で同僚のスタッフに相談して背中を押していただきました。
まず。
配偶者をなんとか説得。
高齢で、飲まず食わずなのに、
点滴だけして帰される…。
かも??
と、一瞬不安が過りましたが、
大きめの病院に搬送するのだから、
医療関係者としてそれはありえないと判断し、
というか
信じるよ!頼むぜ〇〇病院!
ってな感じ。
賭けに近い。
病院と
訪問看護。
お互いの場所でベストを尽くしていても、
顔が見えない、
やっていることがわからない
というだけで
誠意が伝わらないなんてことは常にあります。
もしも帰されてきたら
うちの事業所が週末も訪問する!
私の休みがなくなるだけ🥲
とりあえず
今、ご夫婦にとってのベストな選択を考える。
会社の利益より、
私の休みより、
まずは、
お二人が揃って楽になるベストな選択をする!
と半ばヤケクソになりながら、
配偶者の方が準備の整ったのを確認して
電話📱…。
救急車呼ぶのって勇気いります…。
はじめて呼んだかも。
この時期は特に、
意識はあるけど、
発熱もないけど、
飲まず食わずで本来動けていた人が
動けなくなってきている。
という方、救急車🚑を呼ぶ対象です。
搬送されて入院になったと
ご連絡をいただいた時は、
今月のMISSIONが完了した!と思いました。
「MISSIONコンプリート!」
運転中にこの時の気持ちにぴったりの詞が流れてきて、ひとりホントそうだとうなづいてしまいました。
この曲。↓
コンプリートの意味がまったく違うけどね😅
7月、このご夫婦宅に訪問していたのは、
昼夜逆転の生活になってしまって
配偶者も介護負担が増えているので、
他の事業所と日替わりで訪問し、
朝方の規則正しい生活に戻すという目的でした。
結果、
規則正しい生活にはならず、
マイペースな生活のまま、
脱水状態がすすんで入院。
となってしまい凹みました。
もう少し上手くやれたんじゃないかとも思いましたが、7月最大のMISSIONは終了。
今月も利用者さんと共にベストな選択をしていけますように。