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コラボ企画はやらない理由とその判断基準
こんにちは!今日は「コラボ企画はやらない理由」というテーマでお話しします。起業家やビジネスを進める中で、「一緒にやりませんか?」というお誘いを受けることは少なくありません。そんな時に私がやらないと決めている理由や、その判断基準について詳しくお伝えします。
3児の母で大黒柱。1年で6カ国を家族で旅行しながら、自動化に役立つオンライン講座を提供しているファネルデザイナー下坂栄里子です。
1. コラボ企画(JV)とは何か?
コラボ企画、別名「JV(ジョイントベンチャー)」とは、複数の人が協力してプロジェクトや商品販売を行う仕組みです。典型的な例は以下のようなものです。
出版ビジネス
著者が執筆し、販売者が売る仕組み。著者の努力に対して販売者が多くの利益を取るケースも。ローンチ業界
販売戦略を手伝い、売り上げの一部をパートナーが取る形。20%~60%程度の報酬が一般的。
これ自体はビジネス手法として一般的ですが、私はこれを「やらない」と決めています。
2. 私がコラボ企画をやらない理由
1. お客様への責任感
私にとって、お客様はとても大切な存在です。お客様が私に期待するのは、私自身が全力でサポートし、提供した価値に100%応えることです。
利益配分が不透明
お客様は支払った代金のすべてが私に届くと思っています。しかし、コラボ企画ではその一部しか受け取れないことも。これでは、お客様に全力で応えることが難しくなる場合があります。責任の分散が問題になる
コラボ相手が関与すると、結果の責任が曖昧になります。私は、お客様に対して「すべて私が責任を持ちます」と言える状態を維持したいのです。
2. 自分の価値をコントロールしたい
コラボ企画では、売り上げの一部をパートナーに渡すことで、収益が大幅に減少する可能性があります。
収益の例
例えば、40万円の商品が10名に売れ、400万円の売り上げがあったとします。そのうち、コラボパートナーに20%(80万円)支払うと、実際には320万円しか手元に残りません。これが50%の場合は、200万円です。モチベーションの低下
このように、労力に見合わない収益になると、モチベーションが大きく下がります。
3. 自分で学び、成長したい
コラボ企画に頼ると、販売やマーケティングのスキルを学ぶ機会を失います。私は、売り方や戦略を自分で学び、実行することで成長してきました。
学びの放棄につながる
他人に任せることで、自分のビジネススキルを磨く機会を逃すことになります。依存のリスク
一度コラボ企画に依存すると、その後も独立してビジネスを進めることが難しくなります。
3. コラボ企画を検討する際の判断基準
1. メリットとデメリットを明確化
コラボの提案を受けた場合、以下の点を明確にしましょう。
自分と相手のメリットは何か?
利益配分は公正か?
自分のビジネスやブランドイメージにプラスになるか?
2. 条件を自分で決める
相手の条件をそのまま受け入れるのではなく、自分が納得できる条件を提示することが大切です。
不公平な条件は拒否する
例えば、収益の大部分を相手が持っていく条件は、避けるべきです。自分の価値を守る
自分のブランドやビジネスを守るための条件設定を行いましょう。
4. コラボに頼らないためにやるべきこと
1. 自分で売る仕組みを作る
私は、売り方やマーケティングを自分で学び、販売プロセスを自動化する仕組みを作っています。これにより、他人に頼ることなく、自分のペースでビジネスを進められます。
2. 長期的な視点を持つ
短期的な利益に惑わされず、長期的な成長を見据えたビジネスプランを立てましょう。
5. コラボ企画をやらないことで得られること
1. お客様との信頼関係
すべての責任を自分で負うことで、お客様からの信頼が得られます。
2. 自分のスキルアップ
販売やマーケティングのスキルを磨くことで、独立したビジネス運営が可能になります。
まとめ
コラボ企画にはメリットもありますが、私は自分のビジネスにおいて「やらない」と決めています。その理由は、お客様に対して100%の責任を持ちたいこと、そして自分の成長を重視したいからです。
もしあなたがコラボ企画を検討する際には、条件を自分で決めることを意識し、公正な関係を築くようにしましょう。
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今日もお読みいただきありがとうございました。また明日お話ししましょう!
下坂栄里子でした。