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もう迷わない!子どもの褒め方7つのテクニック&4つのNGポイント

日本の親は褒めるのが苦手な人が多いそう。
確かに、謙遜文化が邪魔をしているのかもしれません。

いや、ちゃんと褒めてますよ!
って思ってても、足りていないのが現実。

その言葉は、子どもにとって
本当に褒め言葉になっていますか?

今回の記事では、

  • いかにして上手に褒めるか?

  • 子どもにぴったりな褒め方ができる

  • 子どもの自己肯定感がアップする

  • 迷わず子どもに接することができる

7つの褒めテクニックとNGな褒め方の
ポイントがわかることで、
以前より子どもはあなたに信頼を寄せ、
親子関係がより良いものになります。


「褒めること」の意味を間違えると危険!

そもそも「褒めること」ってどういうことでしょうか?

褒めることは「認めること」

子どもの成果や行動はもちろん、
存在自体を認めることが褒めること。

だから、「褒める」には2種類あります。

1.無条件の褒め言葉
 存在自体を褒める

2.条件付きの褒め言葉
 行動した結果や努力を褒める

どちらも大切で両方やっていくのがベスト!

ただし!
褒める部分を間違えると逆効果なので
注意が必要です。

「ほうび」と「罰」は必要ない!

褒めるということを勘違いしている
例を上げると次の2つ。

  • 褒美のために行動させる

  • 罰をさけるために行動させる

この2つのために行動すると、
本来子どもが持っている好奇心や
興味がわからなくなっていきます。

そうなると、
その子の本当にやりたいことの妨げになり
能力を伸ばす機会を失ってしまいます。

一口に褒めると言っても、
物で釣ることや恐怖・脅しで
大人が望む行動を子どもにさせたところで、
褒めてあげても逆効果
なわけです。

褒めることの効果はこちらの記事でわかります↓


7つの具体的な褒めテクニック!

以下で紹介する7つのテクニックを使えば、
子どもの自己肯定感が高まり、
その後の成長を大きく助けることができます!

1.褒めポイントは聞いて探る

子どもの褒めポイントが分からないなら、
その「答え」を聞いてしまおうということです。

例えば、子どもがレゴで何か作った時、
「これを作ってみてどうだった?」と聞きます。

すると、子どもは試行錯誤したところや
こだわった部分などを話してくれます。

そうしたら、親はその点を
褒めてあげればいいんです。

どうだったか聞くことで、
子どもが褒めてほしい部分、
触れてほしくない部分などがわかる
ので、
褒める前に聞くと的外れにならないですよ。


2.結果だけでなく過程の努力も褒める

良い結果には誰もが褒めることでしょう。

結果はどうであれ、
それまでの努力や経験も合わせて褒める
もっと信頼度がアップしますよ。

過程や努力を褒めることは、
チャレンジ精神や乗り越える力を身につける
のに大変役立ちます!


3.もっと観察して、より具体的に!

ちゃんと見ないで褒めていませんか?

例えば、子どもが絵を描いた作品を見て、

△「上手にかけたね!」

◎「いろいろな色を使って、1人1人髪や表情、
 洋服の色まで変えて、丁寧に描けたね!」

しっかり観察して、あなたがいいなと思った点や
子どもが頑張ったであろうことを読み取り、
そこを詳しく褒めてあげる
のです。

よく見ないで、適当に褒めても喜ばれないし、
そういう大人の態度は子どもに見抜かれていますよ。


4.存在褒めは簡単かつ効果絶大!

親の無条件の愛・無条件の褒めは
自己肯定感を育むのに1番貢献します!

「大好きだよ」
「生まれてきてくれてありがとう」

ちなみに、私が試した中で良かったセリフは
「ずっと大好きだよ、おばあちゃんになっても」
「泣いても、怒っても、大好きだよ」ですね。

こういう言葉をたくさんかけましょう。

子どもと過ごす時間が少ない場合は
この褒め方が1番簡単かつ効果的。

無条件の愛は、子どもの土台を作ります。
土台あってこそ、健全に成長できるのです。

詳しくはこちらの記事でわかります↓


5.あなたの気持ちを伝える

子どもがしたことに対して、
あなたはどう思ったのか?
あなたはどのように変わったのか?
を伝えることも褒めることになります!

「〇〇ちゃんが手伝ってくれたから、
 ママはすごく助かったよ。」

「〇〇くんが毎日頑張っているのを見て、
 ママもやる気が出たよ。」

子どもの行動で、あなたがポジティブな
気持ちになったという変化は、
子どもの存在と行動の両方を褒めている
ことになるから効果大です!


6.比べるならその子の過去

人はどうしても他人と比べてしまうもの。
他の子が気になりますよね?

しかし、他人と比べることは、
子どもの自己肯定感を下げます!!

他人と比べることで得られる優越感は、
子どもの自信にはなりません。

むしろ、プレッシャーやストレスとなり
将来、幸せになれないかもしれません。

どうしても比べたいなら、
その子の過去と比べてどれだけ良くなったか、
を伝えるようにしましょう。


7.他人が褒めていたことを伝える

本人に直接言われるより、
間接的に褒められることも嬉しいです。

「おばあちゃんが〇〇ちゃんは、
 いつも元気であいさつがよくできる
 って褒めてたよ!」

「昨日先生が、〇〇くんは
 最後まで集中して頑張ったって言ってたよ!」

パパが忙しくて子どもと話す時間がない場合、

ママが「パパが〇〇くんは〜〜って褒めてたよ」
と伝えると、会えなくても愛情を深められますよ。


子どもをダメにする4つの視点

ここでより良い褒め方ができるように、
ダメな褒め方をおさらいします。

  • とりあえず褒める

  • その場しのぎで褒める

  • 良い結果だけ褒める

  • 褒めすぎる、褒め殺し

  • 的はずれな褒めポイント

  • 親の望み通りになるように褒める

  • 他人やきょうだいと比べて褒める

  • その子にとって簡単なことで褒める

などがあります。

これらの良くない褒め方には共通点があります。

NGな褒め方をしてしまう原因

  1. 子どものことをよく見ていない

  2. 子どもの立場に立って考えていない

  3. 親の思い通りにしようとしている

  4. 親の価値観で評価してしまう

子どものありのままを受け入れて
いいところだけに目を向ける
ようにすれば、正しく褒められます。

叱ることが多いという人は、
子どものマイナス面に目を向けることが多い

からかもしれません。

視点を変えて、
「今日子どもができたことって何だろう?」
「前より成長したところはどういう点だろう?」

いつもよりしっかり見てあげて、
気づいたらすぐに褒めてあげてくださいね!


植物を育てるように毎日丁寧に

以上、子どもの褒め方7つのテクニックと、
4つのNGな褒め方のポイントを紹介しましたが、
いかがでしたか?

間違った褒め方をしてしまっても、
少しずつ少しずつチャレンジし、
時間をかけてできるようになればいいんです。

【7つの褒めテクニック】

1.褒めポイントは聞いて探る

2.結果だけでなく過程の努力も褒める

3.もっと観察し具体的に褒める

4.子どもの存在自体を褒める

5.あなたの気持ちを伝える

6.比べるならその子の過去

7.他人が褒めていたことを伝える

【NGな褒め方をする原因】

1.子どものことをよく見ていない

2.子どもの立場に立って考えていない

3.親の思い通りにしようとしている

4.親の価値観で評価してしまう

子どものありのままを受け入れ、
子どものいいところを探すクセを
つければ自然に褒めることができます。

植物を育てるのと同じように、
毎日少しずつ「褒める」という栄養を与え、

その子なりの花を咲かせられるように
手助けしてあげるのが
親の役割ではないでしょうか。


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最後まで読んでいただき、
ありがとうございます!

少しでもあなたのお役に立てたら嬉しいです!

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