Billy !!
お気に入りの映画は?と聞かれたら
すぐに答えられる。
20年以上前、パリの小さな映画館で観た
Billy Elliot ( リトルダンサー )だ。
当時感動して買った本を
先日娘が読んだので、
久しぶりに映画を観ることになった。
舞台は80年代半ば、
炭鉱労働者ストライキ真っ最中の
イギリス北東部の小さな町。
炭坑夫の父と兄、痴呆症の祖母と暮らす
11歳のビリーは
ある日バレエに出会う。
ビリーの才能に気づいた
ミセスウィルキンソンは
ロンドンロイヤル学校への進学試験を薦める。
強い男になれ!と
ビリーにボクシングを習わせていた
父は猛反対‥。
母は亡くなっている。
経済的にも厳しい。
さまざまな悲しみを抱えながら
崩壊しそうな家族が
結局はビリーのバレエへの情熱によって
絆を繋ぎ止める。
ビリーの才能を目のあたりにした父が
応援することを決意するシーン、
わざとそっけなくロンドンに送り出す先生、
何度見ても
やはり涙が止まらない。
20年前には
ビリーに共感したのに
今回は
パパや先生に完全に
気持ちが寄り添っているのを
実感した。
娘はやはりビリーに夢中になっている。
そりゃそうだ。
CDも買ったっけ‥。
あまりに映画が好きすぎて
こちらも話題になった
各地でのミュージカルは未だに観ていない。