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Vignt septième jour 27日目

フランス南西部での1週間の休暇も
後半となった。
今日はニューヨークに旅行に行っていた
義妹家族が戻ってきて
家が一気に賑やかになった。

飛行機でもよく寝たという
6歳、10歳の娘の従兄弟たちは
元気いっぱいで
さっそくクリスマスプレゼントに貰った
ゲームで遊び出す。
従兄弟たちを待ち侘びていた娘も嬉しそうだ。

従兄弟が娘に選んだお土産がめちゃくちゃ可愛い。

中には小さなニューヨークのスノードームが!

私もお洒落なバッグとノートを貰った。

ブロードウェイの舞台、
バスケットボールの試合、
サントラルパーク、
クリスマスには雪が降って
夢のような旅行だったそうだ。

さてアメリカに行ったことはないが
何故か身近に感じることが多い。

子供の頃私の叔父が数年間アメリカに住んでいた。
帰国するたびに貰ったお土産や
アメリカ育ちのイトコが自慢だった。
パリに留学中には、アメリカ人の友達ができて
一緒に旅行したり親しくなった。
南仏でもヨガの先生がアメリカ人で
彼女には英語のレッスンもしてもらった。

そして私にとってのニューヨークのイメージといえば
様々なドラマはもちろんだが
フランスのイラストレーター
ジャン=ジャック・サンペの本だ。

パリの描写が多いのだが
サンペによる
ニューヨークのイラストは
本当にハッとするほど静かで美しい。

ボルドー出身のサンペは30年に渡り
雑誌ニューヨーカーの表紙を109冊も描いた。
その中から100枚を集めた本がこちら。
サンペのユーモアのある、少し寂しい絵が
私は大好きだ。
子供のように自由で軽やかで、どこかもの悲しい微笑みは
モーツァルトの音楽のようだと思う。

ニューヨーク、私もいつか行ってみたい。




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