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My Sunshine
少し前から気になっていた日本映画が
隣町でかかると知った。
夫は仕事だし娘と2人で観に行こうかと言っていた。
土曜の夕方6時半の開演に
間に合うように家を出る時になって
娘の友達からメッセージが届いた。
今、図書館にいるんだけど来ない?
我が家は図書館の向かいに住んでいるので
時々こうして声をかけてくれる友達がいる。
ホームスクール生活なので
ありがたい。
今から出かけるからごめんね
と返事を書く娘に
一緒に映画に誘ってみる?と聞いたら顔が輝いた。
図書館にひとりでいた友達も大喜びで
ご両親に携帯で連絡をし
3人で観にいくことになった。
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映画は「マイサンシャイン ぼくのお日さま 」だ。
監督は96年生まれ(お若い!)の奥山大史氏、
カンヌ映画祭のある視点部門に選抜されて
フランスの日本映画好きの間でも
話題になっているらしい。
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舞台は北海道、スケートを通して知り合い
関係を築いていく少年少女とコーチ。
強く儚いこの年代は
娘たちと同世代。
今、一緒に見られて良かったと思った。
彼女たちが大人になって観たら
また違う感想を持つかもしれない。
私も然り。
日本映画やフランス映画で好きなところは
人生は続いていくと感じさせるラストだ。
ハッピーエンドでもアンハッピーエンドでもなく
何はともあれ続いていくし
変わらないものはないのだと
と思わせる。
最後に流れた「ぼくのおひさま」
(クレジットもとてもお洒落だった)が
良い曲だなあ
良い歌詞だなあと思って調べたら
こんな記事を見つけた。
この曲からこの映画ができたとは!
音楽の力も感じさせる。
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