ゾクゾク・坊さんと、わたし。
オットのもとにお坊さんが発声を習いにきているのを
BGMにお届けする、本日の記事。
つくづくお坊さんとのご縁がありまくりだなあ。
さて、先日のつづき。
すぐさまネット検索をした雑誌のタイトルは
「フリースタイルな僧侶たち」
ほかに見紛うことなき、忘れがたき、
インパクトのありすぎるタイトルのこの雑誌は、
宗派を超えて僧侶たちが集まり作っている
フリーマガジンだという。
当時の編集長は池口龍法氏という浄土宗のお坊さん。
この方がフリーマガジンを立ち上げた。
好奇心に突き動かされて、infoへメールを送信。
それからすぐに東京でのイベント取材を任されたのが先か。
あるいは京都へ行った時に、氏にお会いしたのが先か。
もはや記憶が曖昧モコモコすぎる。
とにかくそれから「フリスタ」に関わるようになり、
それまで全く身近に存在しなかった「お坊さん」が
どんどん周囲に集まってくるようになった。
しかも、運命は恐ろしき。
「フリスタ」の事務所がある京都に、
結婚を機に引っ越すことになり、事務所を手伝うことに。
あれよあれよと編集にも参加して、
仏教のことがよくわからないのを丸出し丸腰のまま
思いつきをお坊さんに投げつけアイディアを出す
面白いポジションに収まったのだった。
編集長の交代も2回経験。お坊さんの相談も受ける。
裏編集長なんて呼ばれたりする、我ながらお局。
出産を機に離れて今は関わっていないけれど、
「フリースタイルな僧侶たち」は、わたしに
見たことのない景色と経験を与えてくれた、
人生の宝物になった。
実はこれより少し前、
のちにオットになる人と10年ぶりに再会したのは、
再び開催されたアートフェスを見に行った高野山。
ここでオットとわたしに、高野山での共通のご縁が
あることもわかり、さらに今も続く不思議なご縁が
つむがれるのだが、ここら辺もフクザツ怪奇なので、
また機会があれば。
そういえば、前職時代にアートフェスへの参加を
誘ってくれた元同僚の友人。
彼も実家がお寺で、今では同じ京都で住職をしている。
こことの縁も妙につながりすぎて、
見えない世界の采配が人生に働いていることを
感じずにはいられない。
何はともあれ、そうしてこうしてああしたこと経て、
わたしの人生は坊さんに彩られているのだ。
ということを、この3回つづりの記事を書いて復習。
歌舞伎には全然関係がないけれど、
歌舞伎の解説を生業としているイイムラエリコの一側面。
どうぞ、お見知り置きを。
最後まで読んでくださってありがとうございました!
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