NEWSWEEKからの不動産会社??
NEWSWEEKが米国で出版されて数日後、私のインスタグラムに複数のDMが届いた。
本当に色々な種類のメッセージがあったので、ここでは全部は紹介できないけれど、一つ、「え?」と驚いたメッセージがアメリカから届いた。
米国不動産最大手のSIMON PROPERTY GROUPの代表の方からだった。
そこには「NEESWEEK読みました。ウェブサイトで商品を見ました。ミニマム且つ機能的な日本の美を持つプロダクトに、まず惹かれました。私たちは米国で最も多いショッピングモールを持っている会社です。力になりたいので、オンライン会議をしませんか。」と。
「え・・・・。」
私は最初、怪しいぞ、、、と思って(本当に失礼ながら)、SIMONグループのページを検索して、役員リストを見たり、ショップ候補地を見たり、すごい勢いで色々と調べた。
すると、なんと日本のアウトレットも所有していたりするほど大きな会社で、彼女の名前もちゃんと書かれていた。
「興味を持ってくださり、本当に嬉しいです。是非オンラインでまず話を聞かせてください。」と返事をした。
今の時代、こうやってSNSのDMでグローバルな商談が始まったりするんだから、面白いなあ、、と思いながらも、NEWSWEEKのパワーをひしひしと感じていた。
そして、時差を乗り越え、フロリダにいた彼女とオンライン会議が行われた。
画面上に現れた素敵なマダムは、ひたすら私たちのプロダクトやショップがクリーンで自分好みであること、またバッグだけじゃなく、アパレルとジュエリーのポテンシャルまで話してくれた。
「私たちの所有物件はひたすら多いですが、まずはエリコがやりたいと思う場所を教えてください。期間と場所を決めるために、リース担当のスタッフと繋げます。スタートしやすい条件を用意できると思うから。」と。
日本でも18年間、聞いたことがない「やりたいと思う場所を言って」という商談は生涯忘れないだろう・・・笑。
しかし、人間は本当に欲深い。
私は、100以上のSIMONさんの物件リスト、周囲のブランドを夜中まで徹底して調べ上げて、「うむ、なかなかドンピシャはないかもな」と思い始めてしまっていた。。。笑
そして米国のパートナーのYさんと関くんに、より詳しい条件などを、彼らと話をしてもらえないか、お願いをした。
ニューヨークとロサンゼルスはなんとなくわかるけれど、CEOの彼女が推薦していたオースティンやマイアミなど、正直、わからない地域は多かった。
こんな感じで、米国への挑戦は、本からのNEWSWEEK、NEWSWEEKからの不動産会社と面白い感じに、話が繋がっていった。