おせっかい

バイト帰りの電車。
沿線にテーマパークのある路線に乗っていた。

向かいには2組の親子。
1組は日本人の母子で、もう1組は中国人の母子。
子どもはどちらも4～5歳の男の子。
遊んだ帰りなのだろうか、テーマパークのロゴが入った黄色い袋を持っていた。

2組とも、私が乗車する前から乗っていて、子ども同士仲良く遊んでいた。
なんとなくその様子を見ているうちに、この2人の子どもはもともと知り合いだったわけではなく、たまたま同じ電車の隣の席に乗り合わせただけだったようだとわかった。

まだ言葉を使わずとも、身振り手振りだけで楽しく遊べるお年頃。

こんな素朴な国際交流の経験を、彼らは大人になっても覚えているのだろうか。覚えていてほしいな。