神棚のある家で学んだ「資産」の本質
社長Nさんのご自宅にて 「今日はこちらへどうぞ」
上品な奥さまに案内されたのは、
1階の中庭に面した開放感あるリビング
となりの静かな和室には
幅1mほどの神棚がしんと佇み
白いしめ縄が神聖な雰囲気を
醸し出している。
初めてお会いするNさんは
大学教授のように落ち着いた方
Nさんが保有されている商品の状況を
お伝えすると
「よくわかった。銀行のことは
家内に任せてるから、よろしく」 と一言
その瞬間、すべてを察した。
Nさんにとって、自分の資産管理は
"奥さまに任せる"レベルだということを
つづけてNさんが語り始めたのは、
お金や財産を他人に預けて運用を任せる
『信託』の本質についての深い話だった。
(自分のためではなく『社会のために』
お金をどう活かすかを考えてるんだ……)
あの立派な神棚に手を合わせるのも、
謙虚な姿勢を
持ち続けるためなのかもしれない。
目の前にいるのは、
ただ資産を築いた成功者ではなく、
社会に役立つことを
真剣に考えている人だった。
わたしの心に残る出会いのひとつ
富裕層の方とのエピソードは、拙著『素敵なお金持ちシニアは何をしているのか?』にもまとめています。
ありがたいことに、アトカさんに書評を書いていただきました。
今後はnoteにも、こうしたエピソードを少しずつ記載していきたいと思っています!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?