
台湾滞在日記10/23 台北に行こう①前半
現在12月中旬、帰国してしばらく開いて久しぶりの更新になってしまった台湾滞在日記ですがボチボチ再開していきます!
10月23日~25日は台南から台北へ小旅行しました。10月23日、台北1日目の日記です。ちなみに1日目のこの日記、写真が大量のため通信制限中の方はお気を付けください。
台南から台北へは台湾高速鉄道という新幹線のような電車で2時間半。外国人かつ事前予約だとちょっと安く買えたりするので、Klookというサイトで事前に時間指定のチケットを購入していました。
しかし何と大幅に寝坊、7時45分。電車の時刻は8時10分。キャンセルおよび振り替えが可能な時間は電車発車時刻の30分前まで、今回は7時40分。ギリギリ間に合わず過ぎ去る振り替え可能時刻。
高速鉄道の駅は滞在場所からはかなり離れており、シャトルバスで30分以上かかります。つまりもうどうにもならずにチケットが無効になるのを眺めているしかありませんでした。さらば、(約)4,500円。
高速鉄道駅⇔各都市の無料シャトルバスの情報を備忘録として記しておきます。無料シャトルバスはこのページの一番上の高鉄快速バスの駅名から選択すれば情報を見られます。ちなみに、無料利用の条件は以下引用。
https://jp.thsrc.com.tw/ArticleContent/99e64de4-a5eb-4081-ad3c-c3596b4f307f
シャトルバスに無料で乗車できるのは、「高鉄の乗客」のみで、高鉄の駅で乗り降りする場合に限ります。バス業者は高鉄のきっぷを確認することがありますので、当日の当駅のきっぷをお持ちください。悠遊カード提携カードまたはiPASS提携カードで高鉄をご利用のお客様は、乗車時にカードをタッチする必要はありません。
台南の場合は「台南駅」をクリック、遷移先のページで「シャトルバス」をクリックします。

台南市内⇔高鐵台南駅の無料シャトルバスはH31という路線です。
出発駅の「台南市政府発車」が台南市内→高鐵台南駅へ向かう路線、「高鐵台南駅発車」が高鐵台南駅→台南市内へと向かう路線です。日本と違ってそれぞれのバス停での停止時刻の記載はなく、始発のバス停からどれくらいかかって到着するか、という時刻が残り時間でリアルタイムで更新されています。左の一覧がバス停一覧です。
バス停からバスに乗る際には、走ってくるバスに向かって手を挙げて運転手に合図を送ってください。手を挙げないと人が居ても止まってくれません。乗車後は電子乗車カードをピッとする所を無視して乗り、駅に到着したらそのまま降りるということでOKのようです。
すったもんだの末、昼過ぎに台北駅に到着。荷物を置きに、今回2泊するOwlStay 故事所というオシャレホステルへ。



めちゃくちゃオシャレで素敵、女性4人部屋でしたがうるさい人もおらず、共有スペースも清潔感があって良かったです。美味しい朝ごはん付きで3000円代とかだったと思う。個室もあったかも。
駅を出てすぐの景色もカッコ良かったけど、気持ちが焦っていたのと到着直後は雨だったので上を見上げるような写真はあまり撮っておらず。
ホステルの近くを散策しながら、小雨で明るい時間帯の内に行ってみたかった台北植物園へ行こうと決めて、移動を開始。植物園へは徒歩→バス→徒歩で移動します。




古いマンションかっこいい





日本統治時代に作られたエリアを新たに整理し、現在の植物園となっているとのこと。熱帯の植物好きとしてはここは外せない。しかも無料。
植物園は日本統治時代に植物研究を行っていた重要な場所。約8ヘクタールの敷地内には、当時の台湾各地、日本、中国、東南アジアからの試験・研究用植物が保存されています。現在、園内にある建物と植物は以前よりはるかに増え、所有する植物は2,000種類にものぼります。植物は、分類と特性ごとに区分され、蓮池、十二支エリア、多肉植物エリア、蕨類植物エリア、詩経植物エリア、民俗植物エリア、シュロ科エリアなどテーマごとに分けられています。

うおおおおおおおテンションあがるううう

我が故郷北海道にはヤシも竹も自然にはありません



ジュラシックパークかな?

「島榕」という看板が右側に立っています

ちょっとした所も素敵

博物館は泣く泣くパス…


このいかだすごいですね
植物園のすぐ横には先ほどの国立歴史博物館、国立台湾工芸研究発展中心 台北当代工芸設計分館、国立台湾芸術教育館が隣接しています。豪華絢爛な中華風建築物で素敵です。

国立台湾芸術教育館をちらっと




赤の使い方がやっぱり目を引きます

アーチ型の入り口を台湾でよく見かけました




中には入れなかったけどかっこよすぎる





上に上がって見たかった



ここには来たい人たくさん居そうですなあ


ドッカンドッカン現れる





日本統治時代にここに移設されたそう
ここも閉まっていました、残念


台湾のこの出入口が華やかな感じ好き

中は歴史を学べる展示施設となっています

植物園を出てこの時点でもう16時過ぎ、暗くなってしまう前になるべく多くの史跡を撮りたい!と考えていたので、歩いて15分くらいの次の場所へ移動。雨が降ったりやんだりなのでレンタル自転車の移動はこの日は諦めてました。




暗くなり始めているかもと焦っていたため

周りには車ビュンビュン走っています

台湾菸酒股彬有限公司総公司
向かっているのは中正紀念堂という台湾を代表する有名な名所なのですが、広大な庭園があり、その周りにも様々な建築物や門が点在しています。なかなかたどり着かずに、(自分が悪いんですが)あちこちに引っ掛かりながら進んでいきます。

手前の歩道も広いのに引けるスペースが足りなくて
全景撮れないレベルで大きいです

内側は見事な庭園になっています


この中正紀念堂大孝門から中に入ります
やっと目的地に到着した訳ですが、おそらくここは建物の正面ではなく側面ですね。それでもそのスケールの大きさにビックリ。

人の大きさを見てください

ここまで回り込むのに結構歩きます笑

なんだかスケールがすごくてクラクラします
中華民国初代総統であった「蒋介石」を記念して建てられた記念館。台湾の歴史のほか、蒋介石の功績を紹介する展示や衛兵交代式という兵士の交代の儀式は1時間ごと毎日行われているそうです。
しかしまだまだ色々な場所を撮影したいという欲を捨てきれず、中は見学せずに外観だけ撮って泣く泣く離脱。時間が足りなさすぎる。

これまた素晴らしい建物

ここは政権交代のたび名称が変わっていたようです
巨大スケールでも美しい

北海道の鳩は氷点下まで丸くならんぞ!
この後、台北賓館と二二八和平公園を抜けて中華民国総統府を撮ってから国立台湾博物館を撮り、中山堂(旧台北公会堂)を撮って宿に戻ろう!と考えていたのですが、雨と空腹で体力が大幅に削られておりルートを変更。
思えば朝からこの時点17時くらいまでほぼ飲まず食わずで歩き通し。寝坊して時間が無かったからもったいないと思ってたのと、日中24度位で涼しかったからとはいえ、不慣れな異国の地であまり宜しくないですね。

夕方~夜もずっと散策しておりましたゆえ、あまりに長くなってしまったので前後半に分けます。
後半は二・二八公園~台北駅周辺の建築を撮りつつ、ようやくご飯にありつき、夜の廸化街へ行くという感じです。お楽しみに(?)!