台湾滞在日記 10/14 台灣第一街、安平老街を歩く
日付戻って14日の日記。前に一度、安平(アンピン)という地域に行って撮影してたのですが(8/30盛り沢山の日記)完全に撮影し足りなかったので、改めてリベンジに行きました。前回は城址と樹屋がフォトジェニックすぎて時間をほぼ使ってしまったため、今回は路地裏中心に古い街並みが残る安平老街へ行きました。いやあ、とんでもなく良かった。作品制作前に行ってここの写真も使いたかった。
安平老街は300 年以上前にオランダ人によって台湾で最初に建設された街で、「台灣第一街」として知られているそうです。
あちらこちらに安平の象徴的存在である魔よけの「剣獅子」(剣を加えた獅子)が設置されたり描かれたりしています。
清の時代に建設され清朝の兵士の活動拠点・住居だったという、海山館が路地に佇んでました。ここは安平に現存する最大の古民家だそうです。
現在は歴史的資料が展示されていました。保全が大変そうではありますが、とても美しい建物でした。
榕樹腳陳氏宗祠、こちらは陳氏の祖先を祀る宗祠だそうです。実は訪れた時は閉まっていて、外から見てもとても美しい様子だったしこの周りの壁面も装飾がたくさんあったので写真を撮っていると、近くにいたおじさまがカメラの仕草をしながら「OK!OK!」と言って扉を開けてくれたんです。案内してくれた上に、トイレ大丈夫?と貸してくれました。
会話の途中でJapanese?と聞かれたので、イエスと答え数少ない知ってる単語リーベンレン(日本人)と言うと、まあ休憩してったらとばかりに椅子を進めてくださり、この場所の歴史を翻訳アプリを使いこなしながら色々と教えてくださいました。おじさまは陳氏の子孫で、ここを管理している一番偉い人だそうです。今日の記念に、と貝と魚の骨で作ったという鶴の置物をいただいてしまいまして、それがまたとても素敵で、感激しました。
日本は最強だからね。とおじさまは仰っていたのですよ。それに私は心から肯定することは出来なかったのだけど。その言葉の重みたるや。10年早くここに来ていたら日本語を話す人がたくさんいたんだよとも仰っていました。
私はあまり日本の歴史を肌で感じるような経験をしていないなと、自分の国のことをやはりちゃんと知らねばならないなとも改めて思いました。
と言う訳でおごそかな気持ちになりつつも、途中色々しっかり食べたり飲んだりはしておりました。笑
豆花も食べたのですが写真があまりにもブレていたので無し!
なかなか追いつかない日記、今現在は実は台北から書いています。
なかなか追いつかない…!がんばります。