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台湾滞在日記 9/1 温故知新な日

今日はAbsolute Art SpaceのYi-MinさんとYen-Yiさんご家族と一緒にCREATIVE EXPOのイベントをまわる予定。まずは先日行きそびれた321巷藝術聚落へ。
って、やっぱり開始時刻が15時からだ!とはいえ、来た人たちがガンガン柵を乗り越えて入り込んでるんですよ。どうしたもんかなあと思っていたところに皆さんと合流、オープン後にまた来ようとプラン変更をすることに。
ただオープン後だと人で溢れるから今写真だけ撮ろうってことで、私たちも乗り越えて中へ。

ここもとんでもなく良い
もちろん保守管理されている建物もたくさんあります

まあまあ良い時間なのでまずは腹ごしらえしようとランチへ。台湾の庶民的な飲食店はほぼほぼ飲み物の持ち込みOKみたいです。そもそもあんまりお水が無いことも多いっぽい。ので、まずは飲み物を近くのスタンドで買う。

BATHING APEのお茶屋さんらしい
烏龍紅茶、美味しかった

しばし並んでこちらのお店へ。上海好味道小籠湯包
日本人も多いお店みたい。日本語表記もあり。
Yi-Minいわく、日本人は早い時間でもビールを持ち込んでいる人が多くてすぐわかるらしい。まあ、旅行ならそうよねえ、と私も思うけど、そもそも台湾の人々はあまり早い時間からビールは飲まないみたいですね。

つぎつぎに作られていく小籠包
豚のスペアリブ麵
Yen-Yiのおすすめとのことなのでこれにしてみた
かなりお腹いっぱい
うおおおお小籠包!小籠包!
マイベスト小籠包かもしれない、美味

腹ごしらえも済んだところで国立台南第一高級中学へ。Yi-Minさんがここで先生をしているとのことで、中を案内していただいた。ありがたい…!
Wikipediaによると、

1922年、台湾総督府は植民地教育の推進を目的に中学校を増設した。(中略)日本統治時代に建築されたバロック様式の建築物が数多く保存されている。第二次世界大戦により戦災の被害を受けたが、現在では修復が完了し、台南市指定文化財として保護されている。

https://ja.wikipedia.org/wiki/国立台南第一高級中学
とても美しい校舎。横のレンガ部分は増築された所らしい
シンメトリーが美しい階段
第二次世界大戦の弾痕が残っている部分もある
でもとても綺麗に保全されています

行こうとしたところが休みだったり期間外だったりでまたまたプラン変更し、公園へ。特に何を撮りたいかがわからなかったからと笑顔で告げられて申し訳なさでいっぱいに…いや、台湾がとにかく新鮮すぎてなんでも撮りたいのです…すみません節操なくて…(一応事前に何をしたいかってことは伝えていたつもりだったんですが、たぶん本当に節操なかった)

途中見かけたカオスな家。有名らしい
ヤシの木を見るだけでエキサイティング
ハイテンションで伝えてみた
たぶん北国の人ならわかってくれるはずだ

急な雷雨で図書館へ避難。涼しい〜〜〜〜雨で体感温度39度ってアプリに表示されていたのでありがたい。立派な図書館で素敵でした。

24時間借りて返せるボックス
これいいなあ

そろそろオープン時間になろうというあたりなので、321巷藝術聚落へ戻る。雨もあがってました。なんだかんだ、ラッキー。

3度目の正直。やっとちゃんと入れた
ステージではライブをやっていたり、ブースも大賑わい
香蘭男子電棒燙
台湾のブランド、とても可愛い
出店してたので行ってみた
ディスプレイもハイセンス
とにかくオシャレ
店員さん、みなさん日本語が話せる
出店とかされてるのかな?

とりあえずお買い物を終えて、会場になっているアートビレッジを散策。ここでは旧日本陸軍歩兵第二連隊の官舎群をリノベーションして、アーティストのレジデンスやアトリエとして活用されているらしいです。
ことごとく、素敵だな台湾。イベントも楽しみつつ、建物を撮りまくる。

伝統的な日本家屋といった趣きに、
こんな巨大なパブリックアートも
木が融合していて美しい
展示も行われていました
会場に合わせた設えも素敵
サウンドスケープ、台南の音でできた作品
マルチバースを取り上げた展示
AIによる未来が画面に表示されていく
こちらも同様の展示
AIが考えた台南の架空の未来が続々と送られてくるFAX
共通のモチーフ、様々なモニュメントがあって楽しい

比較的近くのもう一つのイベント会場、西竹圍之丘文創園區へ。

写真がオープン前の様子しかない…全景撮り忘れ
こちらもすごい賑わいでした
少し小さめのシンボルのネコチャン
とても美味しいコーヒーとワッフル
タロイモペーストとカスタードクリーム
圍讀珈琲 atmosphere
の、美しいテラス
うしおととらじゃないか!

最後に自転車が置いてある321へ送ってもらって夜の様子を見ていく。

さっきの作品のところで行われていた現代舞踊
ライトアップの感じも良い
こちらにはこんな大きなシンボルネコチャン

台南、思っていたよりずっと日本統治時代の建築が多くて、どれも本当に綺麗に保全されていたり、活用されていたりと、とても素敵でした。

自然に還りつつある部分はそのまま活かしていたりする様子もとても素敵。
そもそも建築も古い建物をリノベーションして活用している、という場所が本当に多くて、通常の住宅でもその方が一般的だそうです。
日本だと耐震の問題とか、雨とか雪とかあるのかもしれないけど、湿度は台湾もとても高いんですよね。日本だと全部壊して新しく作った方が早くて安かったりするのかしら。古いものを保つという方がお金と手間がかかるのかもしれない。私は素人なので推測でしかないけど。全部壊してなんでも新しくしてしまおうっていうのも、なんだかもったいない気がしてしまうのでした。

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