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大変だったけど楽しかったフランス旅行
2024年の12月に、フランス旅行に行ってきました。
フランスに行くのは、今回で3回目です。今回は、パートナーと一緒に行きました。
私の両親が旅行好きで、小さい頃から両親とは海外旅行によく行っていたのですが、両親以外の人と旅行したのははじめてでした。
私のパートナーはフランス人なので、パリの近辺出身なので、彼にもいろんな面で助けてもらいました。
でも、いつもは旅行に慣れている父が全部段取りを決めてくれていたので、今回は私自身が決めたり用意すべきことが多く、いい経験になったし、苦労したことも沢山あったなと思いました。
そこで、今回のブログでは、旅行で大変だったことを中心に書こうと思いました。
また、大変だったけど、それでもフランスが好きだなと思ったということについても書きました。
誰かのフランス旅行の参考になれば嬉しいです!
スリについて
私はスリを常に意識して行動するようにしていたので、スリには遭いませんでした!👏
例えば、開きにくい斜め掛けのバッグを持ち、常にバッグに片手を描けるようにしていました。
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また、クレジットカードを取り出すたびに財布を出すのも危ないかなと思って、彼にカードを持ってもらい、財布は基本持ち歩きませんでした。(一人旅行だったらこれはできないですね🥲)
また、何度か彼がスリに対する警告をしてくれたことがありました。
例えば、メトロに乗っている時、彼に「ドアの近くに座っているとスリに遭いやすいから気を付けて!」と言われて、え〜そんなことがあるのね!と驚きました。
あと、トロカデロ広場で写真を撮っていたら、パートナーに「ここは観光客が多くてすごいスリが多いから気を付けてね」と言われました。
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そこの広場では、確かになんか怪しい動きをしているというか、人に不思議な感じで近づいている怪しげな人がいたりして(単なる酔っ払いの可能性もあるかも)、気を引き締めた方がいい場所だな、というのを感じました。
パリのカフェ
私たちは、初日にパリのカフェである、「Cafe de Flore」に行きました。
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カフェ・ド・フロール(Café de Flore)は、1887年創業のフランスの老舗カフェ。
正面のテラスは、パリ6区サン=ジェルマン=デ=プレ地区のサンジェルマン大通りに面している。アポリネールが主宰する『レ・ソワレ・ドゥ・パリ』誌の編集室が置かれていたことから、彼を中心とする前衛芸術家・文学者が集まり、シュルレアリスムの運動が生まれた。戦中から戦後にかけてはサルトル、ボーヴォワールを中心とする実存主義哲学者の活動拠点となり、やがて、映画界・モード界の著名人が常連となった。
ウィキペディアの説明にもあるように、芸術家や哲学者がこぞって集っていた、古くからあるカフェで、観光客にも人気の場所です。私は岡本太郎さんの本にこのカフェが出てきたので、今回の旅行で絶対に行きたい!と思っていました。
ところがですね、、このカフェはとんだぼったくりカフェでした、、。
見てください、このプレートが25€です。
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しかも、別にこれ特別な卵とかソーセージとかじゃないんです。卵はフランスの卵だからか美味しいなと思ったけど、ソーセージはシャウエッセンとおんなじ味です。
この写真をパートナーの家族とか、フランス人の友達5人くらいに見せましたが、みんな「ありえない!!」とびっくりしていました。なので、フランスだから物価が高いとかじゃなく、フランス人からしてもぼったくり価格のようです。
あと、フランス人たちに言われたのは、「パリのカフェは基本ぼったくりだし、サービスが最悪だから行かない方がいい」ということです。
価格が同じでも、カフェではサイドメニューのポテトの量が普通のレストランに比べてすごく少なかったり、食べ物のクオリティが低いということが多いそうです。
2月にオペラに滞在した時、父と行ったカフェは、フォアグラのサラダが食べれたりとすごく良かったので、パリはそこらへんのカフェに行けばいいものが食べれるのかな、と勘違いしていましたが、どうやら違うみたいです。
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また、このCafe de Floreはサービスも最悪でした、、。
そもそも座席と座席の空間が狭くて、コートを畳んでおく場所もなかったです。
私のCafe de Floreで体験したプチ事件を語ります!
私たちの後ろに座っていたお客さんがサラダを頼んだようで、その人たちのドレッシングを店員さんに私の頭にぶちまけられました。
その時点で結構ありえないのですが、、。
パートナーが店員さんに、頭が汚れたので何かふくものもらえませんか?と聞いたら、店員さんが腰につけていた汚れた布を渡してきました。
彼氏が、新しい紙をくださいと頼んでくれたので、最終的に頭についた物をふくことができましたが、、普通汚れた布渡さないでしょ!笑
あと、「L'addition, s'il vous plaît (お会計お願いします)」と言って、目があってるのにシカトされて謎でした。私の後ろにいた人たちも同じことを店員さんに言っていたのにシカトされていて、15分くらいしたらようやく店員さんが来て会計ができました。
こんなに悪口を言ってしまいましたが、、Cafe de Floreでも、ちょっと高いのを我慢してコーヒーだけとか、クロワッサンとか、映えそうな物を頼んでインスタに載せている人は結構いるので、金額とサービスを我慢すればいい思い出にはなるかもしれません。でも私はお勧めしないかな🤣
ちなみに、レストランに行った時も赤身肉の血とソースが混ざったものをスカートにぶちまけられました、、。
パリのお店では何かこぼされるリスクがあると思った方がいいかもしれません。
ヴェルサイユで詐欺にあいかけた話
私とパートナーと、彼の家族とヴェルサイユ宮殿に行きました。
私たちは、事前にチケットを用意していなかったので、彼が車の中でチケットを買ったのですが、、。
そのサイトが偽のサイトで、詐欺に遭いました泣
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私たちは彼がチケットを買った後、メールでチケットの情報が届くのを待っていました。しかし、一向に届かないので、ヴェルサイユの入り口に立っているチケットをもぎる人に質問しました。
すると、「そのサイトはヴェルサイユの公式ではないから、おそらく詐欺だと思う」と言われました。
そのサイトは、Googleで「ヴェルサイユ宮殿」と入れると、一番上に出てくるサイトです。私はそれがてっきり公式だと思って、彼にそのサイトを送って彼が予約してくれたのですが、それが詐欺でした。
まさか詐欺のサイトがあるなんて思わなかったし、一番上に出てくるなら公式でしょ!と思ったのですが、違いました、、。
後日友達とこの話をしたら、その子はグーグルマップに紐付いているウェブサイトなら基本的に公式だということを教えてくれたので、そうやって探す方法をお勧めします。
結局、パートナーがそのサイトに対して返金しないと法的手段を取るというような脅しのメールをらしく、払った金額は全額返ってきました。彼によると、基本的にそのような詐欺のサイトは、フランス語が話せず何も抵抗が出来なさそうな観光客を餌食にしているみたいです。
なので、フランス語でも英語でも、返金を要求するなど、詐欺に抵抗することが重要みたいです!
ヴェルサイユの入り口の人によると、ヴェルサイユ公式もGoogleで調べると詐欺サイトが先に出てきてしまうことに困っているそうです。(多分公式がSEO対策すればいいと思うけどね、、。)
これを読んだ方もヴェルサイユの予約をする際は気を付けてください!!
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風邪を引いた話
もう一つ大変だったことは、今回の旅行で風邪を引いたことです。
エアビのお湯が30分しか続かず、冷水のシャワーを浴びた次の日くらいに風邪をひきました。
あと、エアビには暖房がなく、室内がとても寒かったです。
フランスは家にエアコンがないということがしばしばあるみたいです。
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フランスでは、冷水を温水に変えるためのポンプみたいなのがあって、その大きさによってどれだけお湯が使えるかが変わってくるらしいです。
例えば、私の彼の家族の家には五人がシャワーを浴びれるくらいの大きさのポンプがあるそうです。なので、ポンプが大きいエアビやホテルに泊まれればお湯のトラブルは避けられそうです。
また、私の彼のお父さんは医者で、風邪についても診てくれました。しかし、彼のお父さんによると、フランスでは「咳止めの薬」「たんを止める薬」みたいに薬の種類は細分化されていないそうです。
フランスにも薬はあるっちゃあるけど、彼のお父さんによると副作用が強くておすすめできないそうです。でも、彼のお父さんは日本の薬の副作用のこともいつもすごく心配しているので、もしかしたら日本とあまり変わらないかもしれません。
また、日本のように「即効性のある薬」という売られ方をしている薬は基本的にはないと聞きました。
彼らの話によると、フランス人は風邪を引いたらすぐに治そう!という風にあまり考えず、休めるだけ休もうと思うから、即効性のある薬を求める人はあまりいないそうです。(もちろん人によるとは思います。)
結局、フランスではバナナの味がするシロップのような薬だけ飲みましたが、全然効果はありませんでした。
今回私は、鼻水とものもらいと、頭痛薬などは持ってきたのですが、せき対策ができる薬を忘れたので、次回はもう少し様々な薬を持っていこうと思いました。
言語の壁
私は彼といつも英語で話しているので、英語は基本的に話せますが、フランス語は勉強し始めたばかりなので、本当に少ししか喋れません。
そのため、フランス人たちと一緒にいる時は、うわーフランス語全然わからなくて辛い!めっちゃ孤独!という気持ちになりました笑
彼の家族は、コロンビア出身なので、スペイン語がネイティブで、彼と家族はスペイン語とフランス語を混ぜながら会話しています。
彼のお父さんは、いつも「Ca va Erika?」と話しかけてくれるし、彼のお母さんも私にわかるようにちょっとゆっくり目のフランス語で話しかけたりしてくれます。
しかし、彼のお兄さんが彼女を連れてきた時、彼女がフランス語話者なので、彼女がきた時にみんながどうしてもフランス語で会話が盛り上がるので、時々あー私忘れ去られてる??みたいに感じることがちょっとありました🥲
別に彼女のせいではないというのはわかっているけど、なんだか悲しい気持ちになってしまうことがありました。外国に行ってネイティブに囲まれると、みんなそういう経験をすると思います。
なので、もしフランスに住んだりしたら、もっと沢山こういう思いをすることは多いのかもしれないなあ、と感じました。
旅行は私をたくましくしてくれる
今回のブログで私が伝えたいのは、色々大変な思いはしたけどそれでもパリは綺麗だし、旅行して良かった!ということです。
大変な思いをしましたが、次回のフランスやヨーロッパ旅行での危機を回避する方法を習得できたとも思います。トライアンドエラーを繰り返して、快適に旅行ができるようになりたいです。
海外だと、予期しようがない大変なことも、起きてしまうと思います。私はしっかりその都度気にするタイプなので、本当に最悪って思った時もあったのですが、普段なら最悪で終わるけどそれを超えた楽しさや充実感があったことに驚きました。
外国に行き日本と違う環境で過ごすと、アクシデントに強くなり、逞しくなれて人として成長できるような気がしました。
また、言語の壁だったり、現地人に囲まれて孤独感を感じたこともあったけど、もっとフランス語を勉強したいと思えるきっかけにもなって、良かった気がします。
次またフランスに旅行できるように、お仕事頑張ります!
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次は楽しかったことや、美味しかったものについてもブログを書こうと思うので、お楽しみに!✨