私はまだコンビで漫才はできない
2019年最後の日、「ぺこぱ」という芸人を知った。超面白かった。
2020年最初の日、おもしろ荘を見て、初笑いをいただいた。お気に入りは「エイトブリッジ」。元日からコンタクトレンズが右目から取れなくなってこの世の終わりみたいな精神状態の中、めちゃめちゃに笑わせてもらった。
いや、なんというか、コンビ芸人ってすごいなと思った。
芸で人を笑わせられることはさることながら、何十年もコンビでネタを書いては披露しを繰り返し、ウケたら勝ちの世界でどちらが面白いかを比べられて、それが仕事量に繋がってくる。
そんなプレッシャーの世界だったら、私はきっと心の余裕なんてなくなって、相方に無意味な嫉妬をしてしまう。私がキンコンの梶原だったら、西野に向けて梶原大革命のファンファーレを鳴らしかけたかもしれない。
2019年、人に嫉妬されて色々言われたし、自分も他人に嫉妬をした。
本当は嫉妬したいわけではなく、相手を応援したいのに、嫉妬してしまう。でも本当は嫉妬なんて無意味なことで、最悪相手の足を引っ張ることにエネルギーを消費してしまうことに繋がりかねない。
この1年で気づいたことは、人は自分と身の丈が近しい人にほど嫉妬をしやすいということ。そして、自分の心に余裕がない時こそ、嫉妬をしやすいということ。
多分、南海キャンディーズの山ちゃんは、ナイナイには嫉妬しなかった。しずちゃんだから、嫉妬した。
しずちゃんは、無意味な嫉妬と陰湿な嫌がらせを繰り返す山ちゃんと縁を切ることはなかった。先輩芸人に解散を促されても、「自分を拾ってくれたのは山ちゃんだから、自分から南海キャンディーズを解散することはありません。」と話し続けたらしい。
2020年、山崎静代マインドを目指そうと思う。
仏のような心の広さを持ちたい。
ちなみに芸人はサバンナの高橋と、霜降り明星の粗品が好きです。
今年もよろしくお願いします。