自己紹介🇿🇲〜看護師の国際協力キャリアについて考える〜

初めまして！
2022年秋募集にてJICA海外協力隊に合格になりました、ericaです。

①自分の活動記録
②看護師で国際協力・国際保健に興味のある方の参考になるといいな

以上の目的から、ブログを始めてみました。
まだまだ訓練や派遣は先なので、まずは合格までを書いていきたいと思います。

まだ実際にJOCVを経験しているわけではないので、この先はわかりませんが、
今回は、
自己紹介と、「なぜ私がJICA海外協力隊というキャリアを選んだのか」という点で書いてみようと思います。

自己紹介／略歴

田舎町で生まれ育ち、中高は隣町の私立一貫校に通いました。
そこの一貫校はとにかく変わっていて・・・
高校の修学旅行は研修旅行で、選択制。
海外は、マレーシア、ドバイ、中国、イギリス、マーシャル諸島など
国内は、新潟、北海道、沖縄など
私は、マーシャル諸島を選びました。教頭先生が昔JOCVでマーシャルで教員をしていたようで、教頭先生のコーディネートの元たくさんの経験ができました。
そこで海外の医療事情を知り、看護師への道に進むことになりました。
ここが私の原点だと思っています。

国立大学の看護専攻に入り、４年間。
国際保健への思いが捨てきれず、色んな世界を見にいきたいと思い、
ケニア：スラム街の孤児院でボランティア
ベトナム：障害児施設でのボランティア
インド：マザーテレサ施設でのボランティア
ネパール：大学教員の国際保健フィールド活動に同行
アメリカ：マザーテレサ施設に視察で来ていた看護学校にプチ留学
などなどたくさんの場所に行きました。
そのあたりから、看護師？というより地域での保健活動がやりたいのかも・・・と思うようになっていました。
しかし！実は、私の学年から全員保健師資格が取れなくなってしまい、選抜制になりました。
それにより大学４年間で保健師資格が取れず。
看護師としての就活もしたのですが、なんとなく自分の中で病院の中で働く「看護師」という仕事がピンと来ず。よくよく考えると、やはり『予防』の道に進みたい！！！と考え、保健師資格を取得すべく進学する道を選びました。

保健師資格は、４年生大学での選抜の他、短期大学などの専攻科（１年制）、大学院（２年制）で取得可能です。
専攻科と大学院、両方受験し、大学院で資格をとることになりました。
大学院での研究や実習、授業は大変過ぎましたが、大学院に行ったからこそ今の自分があると思っています。

紆余曲折しましたが。
大学院卒業後は、地方自治体の保健師として働き５年間。
母子保健と感染症分野、生活習慣病予防を担当しました。
職場での昇任を提案されたタイミングから、
「ずっと地方自治体で働いていくのか？」
「自分は本当は何がやりたかったのか？」
と考えるようになりました。
そこで原点に立ち返り、協力隊に応募しました。

看護師の国際キャリア

私と同じように、看護師や保健師の方々の中には、
国際保健や国際看護、国際協力に興味がある！！！海外で働いてみたい！
という人は多いはず。
私も、大学生までは、目指していました。
ただ、
・語学力の低さ
・プライベート（結婚や出産）
などを考えると、なかなか一歩が進まなかった。

大学の教員からも、言われたことがあります。
「国際保健に行きたい人は多いけど、女性は結婚や出産、子育てもあるし、
実際に行ける人／できる人は本当に少ないのよね〜あなたもできるといいわね」と。

私は、
・同級生が自死や癌でなくなったタイミング
・昇任や転職など自分のキャリアや人生について考えるタイミング
が重なり、原点に戻ることができました。
それがいいのか悪いのかは、わからないですし、必ずしもJICA海外協力隊の道に歩むのが正しいわけではないけれど。

『このままでは、結婚、子育てして、死ぬときに、どこか頭の中で海外で誰かのために働きたかったと後悔する！！！」
今結婚の話も特にないし、言語の方もきっと何とかなる！！！
という思いで、JICA海外協力隊に応募しました！
ただ、年齢のこともあるので、２回受けてダメだったら諦めようと思っていました。

看護師・保健師が海外で働く道として
・JICA海外協力隊・専門官
・海外大学院留学
・ワーホリ
・国際協力関係のNPOやNGO
・国際機関
・ボランティア
その他にも、
国内で国際保健に携わる道として、国際病院や外務省、在日外国人の支援、企業
などなどたくさんあると思います。

JICA海外協力隊では
・現地でみっちり国際協力を体験できる
・語学・途上国での生活訓練がしっかりしている
・ワーホリや個人ボランティア、大学院に比べると、金銭面の不安がない
（少ないですが、国内手当など最低限の生活保証があります）
・国の事業だから家族や親戚を説得しやすい
・地方公務員という職業を辞めずに、休職で派遣できる制度がある
・国際保健分野で活動している人は協力隊を経験している人が多い（気がする）

以上の理由から、私は海外協力隊という選択にしました。

いざ、JICA海外協力隊に応募するにあたり、
応募書類作成や健康診断、現職/退職参加の選択など
たくさん迷うことがありました。
次回以降は、合格までのことを書いていきたいと思います！