中2長女の不登校歴史
我が家の中2の長女は割と長い期間不登校である。
小学4年の冬から、完全に休んだ期間→転校→正門まで登校→転校→保健室登校→小学校卒業→中学校別室登校(月に数回)→中学校別室登校(週に数回)で今に至る。
転校を2回挟んでいるあたり、親の右往左往感が出ている。今では娘と笑い話になってはいるが、当時は茨の道を進み、血だらけて歩き続けるような感覚だった。
誰が悪い、どの判断が間違っていた、どんな対応をすればよかった、何が正解か、いろんな感情が当時はあった。そして今でもブワッと「お前は間違った道を歩んだ。そして娘を傷つけた。すべてお前のせいだ」という囁きが頭の中に湧き出てくる時がある。
そんな親の感情はどうだっていい。娘が一生懸命歩み続けている毎日を応援するしか役目はないし、親が過去を振り返って「あの時は転校しなければよかった?」「あの時は傷ついた?」なんて聞いたところで、娘は「それを聞いてどうするの?」となるだろう。
長女はここ4年近く、ほとんどの時間を学校ではなく家で過ごした。
友達とではなく、家族と過ごした。
その間に誰に教えてもらうわけでもなく、習うわけでもなく、見よう見まねで「韓国語」を習得した。初めは韓国アイドルが好きでYouTubeで見ていたことがきっかけだと思う。親の本音は「そんなことより英語か数学でもしてほしい・・・」(非常につまらない親です。。)でしたが、自主的にやっていることを止めて娘の楽しみを奪うなんてことはできなかった。
娘は「自分の韓国語の力を試してみたい」としきりに言っていて、韓国へ行ってみたい気持ちが高まっている。
去年、そんなに韓国語に自信があるならハングル検定を受けてみたらと勧めた。直近の試験が2023年6月4日だったため、すぐに申し込み、この前受けてきた。
大きな試験会場で「試験」というものを受けたことがない娘は(学校の定期テストもフルで受けたことがない)緊張しただろう。
しかし、手応えありで自己採点では今のところ合格圏である。
学校からも、親戚からも、ママ友からも「将来どうするの?」という問題児的な見方をされ続ける。しかし、親として我が家の娘たちの将来を心配する気には不思議とならない。
長女に関しては、独学で韓国語を習得し、現在は中国語の勉強に励んでいる。週1で続けているダンスは9年目に突入した。(9年て!!人生の大半!!)
どんなふうに生きていくかは親が決めることじゃない。
娘が自分で決めていく。
「韓国語と中国語が話せるダンサーになりたい」十分すぎる目標を掲げている。
結果、挫折してもいいし、なれなくてもいい。途中で投げ出してもいい。
ずっとずっと応援するしかできないから。がんばれーーー!!!