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新学期スタート&GW明けの状況

中3長女、小4次女の春以降の様子について書いていきたい。
長女は学年が変わり、今のところ欠席することなく登校している。
中2の秋以降、クラスに合流して登校を続けていたが週に1回は欠席をはさみながらというペースだった。
受験生の立場となり、自分自身にプレッシャーをかけているのかもしれないし、単に気力体力がついてきたのかもしれない。
子どもの適応能力はすごいと思う。
4年間という空白(きっと空白なんかじゃない)があったのに、それをリカバリーしていくしなやかさを尊敬する。
GW明けもいつも通り起きていつも通りの「行ってきます」でスタートした。

そして次女のほうだが、新学期からは別室登校ではなく教室で朝から過ごしている。
担任の先生がとても素敵なかたで、過度な叱責や注意をしない穏やかな先生で次女も怖がらずに教室で過ごすことができている。
週に1回は欠席をするペースだが、それでも昨年度と比べると安定した学校生活を過ごしている。
GW明けの昨日は「欠席」だった。それでも別に焦ることはない。
いまの次女には一拍置くことが必要というのが伝わってくる。この一拍、自分自身を整理する?落ち着かせる?時間というものが必要な状態だと思う。
一日かけて学校が始まったんだという事実を受け入れるw時間を過ごしていた。
夕方には下校した友達と公園で遊び、今日はいつも通り登校していった。


長女にとっての学校に行けなかった4年間、次女にとっての自分の気持ちを整理する家での時間、これらは空虚で無駄な回り道なのか?と考える。
最短ルートはきっと普通に学校へ行き、勉強し、習い事をし、行事に参加し、受験し・・・無駄のない充実した生活。
我が家の子どもたち、そして必然的に親である私も夫も、最短ルートからは大きく外れたかもしれない。だけど、この経験は何も生み出さないとは思っていない。

これから生きていくうえでも、自分自身を知り時には休ませることや気持ちを整理することが大切だし、つらい状況の人を思いやることもできるかもしれない。
どんな道でもいい、時間がかかってもいい、すべて経験になっていくから。いま現在、家から出られない子や学校には行けない子を責めないでほしい。ゆっくりでもいい、どんな道を通っても必ず社会という海に自分でたどり着いていくから。
責めないで、楽しい話や好きなことの話をたくさんしてあげてほしい。

そんなことを考えた連休明けの朝です。


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