
味噌づくりボランティア①
5月。
いつもお世話になっているお店の店主さんが、
小学校へ味噌づくりを教えに行くというので、
三回ボランティアに行きました。
その時に感じたことを綴っていこうと思います♪
それぞれのカラー
小学校五年生を対象に二つの小学校へ
行ってきました。
私は、計三クラスの子どもたちへ伝授サポートで
行きました。
どのクラスのお子どもたちも
元気いっぱいのエネルギーに溢れていて
こちらまでパワーをもらった感じ!!
質問を投げかけると、
これ?これかな?と自分が思うことを
応えてくれるし、やりたい人!!と聞くと
いっぱい手が挙がる。
そんな姿に嬉しくなる大人たち笑
学生時代が長い私は、いろんな年代を見たけど、
問いかけても無反応、やりたい人ー?と
手を挙げてって問われてもだれも挙げない、そんな え?って思うような環境も知ってるからこそ
こうやって反応がいっぱいある
子どもたちがいることが嬉しくて、
何より目を輝かせて色んな反応を見せる子どもたちがかわいらしかった。
学校によってカラーが違うのはもちろんのこと。
クラス毎にカラーが違うのもおもしろい。
担任の先生によって染まるのもありそう。。。
洗脳教育の中にいても
失ってない子どもらしさはまだまだ健在!
常在菌を大切さ知らない
味噌づくりで重要なのは、各々が持ってる常在菌。
菌の力で発酵していくので常在菌の力は大切です。
特に小さければ小さいほど子どもの常在菌は
とびっきり素晴らしい。
親たちが極端に色んなものを触ることを遮っていなければ、子どもたちは色んな菌に触れている上に
純粋なエネルギーで溢れてるので、
常在菌もパワフル。
なので、味噌づくりに子どもたちが多ければ
多いほど美味しいお味噌ができるわけです。
味噌づくり講座で子どもがいると
どんどん触ってこーい!と子どもで
溢れる場面もあるほど笑
各々が持ってる常在菌の他にも
❞その場にいる人たち❞のエネルギーであったり、
❞その場❞のエネルギーといった見えない部分も
大きく関わってきます。
菌のおもしろいところが、
同じ材料、同じ条件で作っていても、
それぞれで味が違うというところ。
実際に体験すると
見えないけど確かに在るという、
菌の凄さに感動するのです。
そして、発酵させるというのを編み出した
古き良き時代の日本人の凄さにも感動します。
しかし、、、
今回の味噌づくりでは
衛生上の観点から手袋をしてやる
学校もありました。
中には、素手の方がいいですよね?と言ってくださる先生もいらっしゃいましたが、、、、、
常在菌の大切さを知らない子どもたち。
大半は素手でやっても平気な子でしたが
中には素手でやったとしても
触ったらすぐに洗おうとする子たちがちらほら。。。(-_-;)しかも石鹸で。
手についてる菌が大事やから
混ぜ終わるまで手を洗わないで~O_o
と伝えても自己判断で洗い出す、もしくは
気持ち悪い~早く手を洗いたいぃぃぃと嘆く子も
ちらほら(-_-;)
大豆・塩・糀を混ぜるときに、手袋をしていても
触るのが気持ち悪いと躊躇する子もいました(-_-;)←これには驚いた!
除菌・殺菌・抗菌にあふれる世の中が与える
影響は深刻だなと感じます。
特にコロナになって余計に過敏になってる気がしてます。
菌=汚いもの、不要なもの
というように極端に傾いていることに
危機感を感じます。
毎年大量な落ち葉が秋から見られますが
落ちた時のまま残ってないのはなぜでしょうか。
大豆を混ぜることもできない姿から
小さい頃にどろんこ遊びや砂遊びをしてこなかった?と思ったり。
こういった状況から
ただ、味噌づくりをするという体験で
終わりではなくて菌の大切さについても
伝えたい思いが膨らむ経験でした。
とは言いましても!
菌ってすごい!味噌づくりって楽しい!って言うことが全てで、良いこと。と捉えがちですが
素手で触るのがいやー、などの
一見マイナスにみえることも、経験のひとつ。
うげーーーっていう経験をした子どもたちが
大人になるにつれて、、、なのか
大人になったとき、なのか、
親になったとき。。。
どこかのポイントで
そういえば、、、あのときの経験って?
と振り返って
菌の大切さ、味噌づくりの凄さ
何かしら気づくきっかけになればいいな
と願います。
どんなカタチであれ、経験という
財産には変わりないわけですから^_^
そして
未来ある子どもたちに
子どもよりちょっと長くこの世界を知ってる
大人たちが何を残せるか、
何を伝えられるか、
大人たちは真剣に向き合いたいものです。