ニュージーランドの原生林
マオリが発見したときのニュージーランドは85%が原生林だったけど、今は20%程度。
原生林が減った理由
•イギリスからの移民が、家を建てるために切り倒してイギリスに送ったり、他国へ売ったりした。
•ニュージーランドは人口より羊が多いと言われるほど羊の国であり、ウール産業が盛んであった。イギリスからの移民もニュージーランドで羊牧場を営み、イギリスへ輸出していた。
ニュージーランド自体もウールを資金源としていた。そのために、牧草地が必要であり、木を倒して土地を作った。
•先住民のマオリが部族同士の戦いをしており、その争い時に木も被害にあった。
“ニュージーランドの人工森林事情”
ニュージーランドには一見森林に見えるけれど、実は会社所有の森林がある。
そこの木々たちは天然じゃなくて、植えられたもの。
25年かけて育ったものを、切り倒し、家の機材などに使用する。
ケミカルも使うらしくて、気の周りに生えてる植物は死んでしまっていたし、多くの毒キノコが生えてた。
所々にプラスチックゴミが捨ててあって、『ゴミ捨てにはお金がかかるから、お金払えない人は森に捨てる』って、聞いたことがあるの思い出した。
日本の会社のパームツリーの森もあった。
“木を植える理由”
ニュージーランドは自分の土地に木を植える人がいる。木を植えるのサポートしますよ、っていうグループもある。
どうして木を植えるの?って聞いたら、蜂や鳥を引きつけるために植える。って。
蜂は受粉に関わっていて、蜂がいるからこそ、果物や野菜の花が咲き、実がなる。
蜂が死んだら、人間も4年後には絶滅するらしい。
けれど今は、農薬が撒かれてることで、蜂が死んでしまったり、受粉出来なくなったりしてるらしい。
鳥は虫を食べたりしてコントロールしてくれる。あとは朝に鳥がコーラスしてる場所は作物が育ちやすいんだって。
食物連鎖で生きてて、それをコントロールするために木を植えるっておもしろい。
そしてやっぱり農薬を使うのは、蜂や鳥のためにも辞めた方がいいね。
緑の多いイメージがあるニュージーランド。
でもそんな側面もあるってことを学べて良かった。