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くだらないの中に愛がある

今朝、ふと浮かんだ景色があって
「くだらないことをしてケラケラ笑ってる景色」です。

特に海外の人やこどもって
くだらないことを楽しむ天才です。

海外に住んだときの景色は
朝まで飲んですごくしょうもないことで
ケラケラ笑っているとき
男の子がギター弾きながら海に入っていって
熱唱しているとき
みんなで肩並べて料理しているとき。

フリースクールでこどもたちと過ごしたときは
鬼ごっこしたとき、焼き芋焼いたとき
食べもののことで言い合いしたとき。

何かを達成したわけでも、成功したわけでもなく
何かを得たわけでもない。何の意味もない。
人生でやらなくても良いこと。
「ばか」「くだらない」「しょうもない」
という言葉がぴったりの出来事。

でもなんとなくそんな
くだらないことに人生の豊かさがある
くだらないことの中に愛がある
そんな気がするんです。

くだらないことでお腹抱えて笑って
くだらないことに夢中になって、、、
その景色ってものすごく美しいんです。

それを他人に話してもおもしろくないし
周りの誰もわかってくれないかもしれない。
それでも当事者たちはお腹抱えて笑ってる
そんなくだらない世界。

成し遂げた思い出も夢を叶えた思い出もあるけれど
わたしにとって、くだらない景色は美しい思い出として
脳裏に焼きて、心を温めてくれます。
思い出すのはくだらない思い出ばかり。

歳を重ねるにつれて
「意味のあること」「何かを得ること」に
意識が向きやすいけれど
「くだらないこと」の中にある愛に
「くだらないこと」の豊かさにどれだけ気づけるか

どれだけ「くだらないことをすること」を
自分に許せるかというのも大切です。

わたしも日々、干し芋を干したり
大量にこんにゃく作ったり
いろんなお米の種類で麹を作ったり
くだらないこと、やらなくて良いことを
やっていますが
その時間こそが豊かだと思っています。

こんなことを書いていると
星野源さんの「くだらないの中に」の歌を思い出しました。

髪の毛の匂いを嗅ぎあって くさいなあってふざけあったり
くだらないの中に愛が 人は笑うように生きる

心が割れる音聴きあって ばかだなあって泣かせあったり
つけた傷の向こう側 人は笑うように

今日も素敵な1日をお過ごしください!

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eri
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