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化粧水は手でつける?コットンでつける?
化粧品メーカー時代、よくお客さまからいただいた質問のひとつです。
これは一般ユーザーの方はもちろん、エステや美容関係者の方からも多く質問をいただきました。
メーカーによっても様々、雑誌や美容家の方もそれぞれ意見が違うので迷われる方がとても多い印象です。
結論から言うと、どちらもメリットとデメリットがあるので肌状態・製品にあわせる。
というのがおすすめです。
それぞれのメリットとデメリット
■手でつける
⦅メリット⦆
・毎日触れることで自分の肌状態がわかる
・摩擦が少ない
・化粧水の量が少なくすむ
⦅デメリット⦆
・塗りムラができやすい
■コットンでつける
⦅メリット⦆
・肌に均一に、ムラなく塗れる
・優しく拭き取れば角質ケアもできる
⦅デメリット⦆
・摩擦が起きやすい
・化粧水の量がたくさん必要になる
肌の状態に合わせるとは?
■生理前や季節の変わり目で敏感
→手でつけるのがおすすめ
■肌表面のごわつき、ざらつきが気になる
→コットンでつけるのがおすすめ
私は普段は手でつけていますが、肌がごわごわしてきたな、なんかいまいちスキンケアの浸透が良くないな?と感じたときはコットンを使用しています。
製品に合わせるって?
・さらさらテクスチャーのもの
→手でもコットンでもOK
・とろみテクスチャーのもの
→手がおすすめ
基本的にはメーカーおすすめの使用方法などもあるのでそちらに沿ってご使用されることをおすすめしています。
(なぜなら開発の際に、使用の目的や使い方をイメージして成分を配合したりしているから!)
効果的な化粧水のつけかた
■手でつける
①化粧水を清潔な手に適量出す
※500円玉硬貨くらい、と書かれていることも多いですが自分の手の大きさに合わせてで大丈夫です。
②両手にしっかり広げて
③顔全体をやさしく包み込むようにつける
※とにかく擦らない!ペチペチと叩かない!
④肌表面の濡れた感じがなくなり、手が吸い付くようになれば完成
頬や目元・口元など乾燥が気になるところは重ねづけがおすすめ
■コットンでつける
①コットンの裏面までしみ込むように、化粧水をたっぷりつける
②やさしく肌表面を滑らせるようにつける
※内側から外側に向けてつける、擦らない!
③手でやさしく包み込むようになじませる
④ 肌表面の濡れた感じがなくなり、手が吸い付くようになれば完成
頬や目元・口元など乾燥が気になるところは重ねづけがおすすめ
おすすめコットン
コットンのデメリットである化粧水をたくさん使うことがなくなり、とってもおすすめです。
毛羽立たない仕様なのもとても良いです。
2枚に分けて両頬にコットンパックをするのもおすすめです。
コットンパックをする場合は3〜5分までとして、肌に乗せすぎないようにしましょう。
(逆に乾燥の原因となります!)
化粧水でうるみ肌の土台をつくると、お化粧ノリも変わります!
美容液やクリームをより効果的にするための化粧水ケアです。
女性だけでなく男性もお肌ぷるぷるだと若々しく好印象にみられますよね!