幸福度を記録して見えてきた、気持ちの変化 #私の働き方実験 #中間報告書
こんにちは。
ランサーズ株式会社主催「新しい働き方LAB」にて、幸福学を実験中の研究生、えりです。
現在私は毎日の幸福度の数値化と、毎週末「幸せの4つの因子(慶應義塾大学教授:前野隆司先生提唱)」の数値を記録することで、自分にとってのウェルビーイングを見つけられるか探究する実験を行っています。
◆実験の目的と背景
◆検証したいと思っていたこと
◆研究活動の概要
毎日の幸福度測定と、毎週末の「幸せの4つの因子」振り返り測定
当初より測定方法が若干変わり、現在は下記のように測定を行なっています。
◆中間報告時点での気づき
① 毎日の幸福度測定から見えてきたこと
6月末の研究報告書提出直後から測定を始めましたが、幸福感はマイナスからのスタート。開始当時はなぜか漠然とした不安を抱え、ネガティブな感情に覆われていました。
ところが、その後少しずつ上昇し、現在はまずまずのところで安定しています。
記録開始〜現在(2022年6月30日〜9月8日まで)のデータは以下の通り。
新しい働き方LAB研究員同期の方に相談に乗っていただいたり、幸福学について課題図書を読んだり、幸福について考える時間が増えたことが影響しているのかなと思います。
② 「幸せの4つの因子」測定で起き始めた、心の変化
毎週末記録している「幸せの4つの因子」測定については、数週間経過した頃から自分の中で明確な変化を感じ始めました。
具体的な変化としては、さまざまな影響から自分と向き合う時間が増え、「あれをやってみたい」「これをやってみたい」と思うことが多くなり「やってみよう因子」の数値が上がっていきました。
ところが、「なんとかなる因子」は「やってみよう因子」が上がるほど反比例する感覚に。(グラフの数値だけ見比べると「やってみよう因子」よりは上がり方が鈍いけど、「なんとかなる因子」少しずつ上昇していました。)
◆中間振り返り
「ありのままの自分」「自己肯定感」とは?研究員仲間との対談から見えてきたこと
「やってみたい」ことは次々と浮かんでくるようになったけど、具体的に始めようとすればするほど、気持ちにブレーキのようなのを感じる「なんとかなる因子」。
どうしてかな・・と考えていくうちに、「ありのままに因子」が気になり始めました。
「私は "ありのまま"でいられているのだろうか?」
「そもそも、"ありのまま" ってどんな状態だろう?」
こんなことを悶々と考えることが多くなってきた頃、同じく新しい働き方LAB研究員でウェブライターとして活躍される、ことのは舎さんより「ありのままに自分らしく生きる 〜自己肯定感との向き合い方〜」をテーマとした対談の機会をいただきました。
この対談をきっかけに「いつ頃の自分は”ありのまま”だったのか、どういう時に”ありのまま”ではなかったのか」客観的に過去の自分を振り返る機会にもなり、対話を通して自ら気づかなかった新たな自分の発見にもつながりました。
思えばちょうど1年前の今頃に初めて人生の棚卸をし(その時のnoteはこちら)、ずっと見ないようにしていた過去も全てさらけ出したことで、何かが吹っ切れてかなり気持ちが軽くなりましたが、今年もちょうどまた同じ時期に再び自分と向き合う機会をいただきました。
特に、ことのは舎さんとの対談後「今の私は”ありのまま(無理をしていない自分)”なのか?」と考える機会が多くなっていますが、「どこかまだ無理しているのかもしれない」とも感じており、それは過去のさまざまな執着が影響しているようにも感じます。
心のどこかでは「これに挑戦したい」と思う気持ちもあるけど、過去のネガティブな経験から極端に自信がなかったり、怖さを感じたり、全く別分野の別の機会を探したいと思っている自分もいたりで、目指す焦点が定まっていないことも不安感を生み出している原因かと思います。
◆まとめ
以前の私は細かいこと気にせずに、とにかく気になったら行動するタイプ(まさに「ありのまま」)でしたが、その後の色々な経験から、焦りと不安でさらに自信をなくす、というネガティブループに入ってしまったのかなと思います。
ずっと自分の居場所を探して彷徨っているような状態が続いていますが、最近昔からの友人と突然連絡を取り合うことが続いていたりして、ありのままに生きていた当時の感情を思い出したりもしています。
後半の研究では「ありのままの自分」でいることの大切さに気づいたことで、自分自身に更なる変化が生じるのか(または生じないのか)、引き続き幸福度を測定しながら探っていきたいと思います。