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自分はニセモノだとずっと悩んでいた私が本物だったと気づいた話

お正月に実家に帰ったら、高校生のときの日記が出てきました。

自分はニセモノだ、偽りだ、本物になりたいと悩んでいました。

日記には、自分のありのままをさらけ出したいけど、こんな自分を知られたら嫌われる、と、友達に嫌われることを極度に恐れていたり。

バイト先の大学生が話しかけてきた!私のことが好きなのでは?と本気で思ったり( ´艸`)

ダンス部部長になりたかったのに、選ばれなくて猛烈に悔しがったり。

○○子が、自分のこと私よりかわいいと思ってる!許せない!って怒っていたり。

毎日何時間も、友達と電話して親に怒られたり。

たわいない日常が、色濃く感情的に書いてありました。

そして、1流になりたい、という言葉がたくさん出てきました。何だかわからないけど何でもいいから1流になりたいという、漠然的な、のぞみ。

それとともに、勉強やダイエット、友達付き合い、すべてに、ダメだダメだ、こんなんじゃダメだ、もっとやれもっとやれ、やれなかったら神様罰をくださいとまでお願いしている私。

自分に甘すぎる、こんなんじゃあ、1流になんてなれない、なれるはずがない。無理に決まっている。

こんな声掛けをして、自分を鼓舞していた。

何だかわからないからゴールもない、1流に向かえるわけもなく、やみくもにもがいていた、高校生の自分。

アレクサンダーテクニークを始めた8年前、私は本物になりたいと思っていました。

自分はダンスの先生としてGroovy Dance Companyの代表として教えているけど、ニセモノだ、と感じていました。

高校生の時からずっと感じていたこと。

アレクサンダーテクニークは、私を私にしてくれました。

ニセモノでなんてなくって、私は本物だった。

ありのままでいい。

本当に自分の身体と心は、あるがまま感じるまま。

それでいい。

楽です。


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