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舞監助手のにっき。#6【M-1初見民】

おはようございます🌟
しがない舞台監督助手の[erieri]です。

みなさま、明けましておめでとうございます🎍
新年が明けて2025年になり数日が経ちましたが....
いかがお過ごしでしょうか?

わたくしは、まさかの大晦日に体調を思いっきり壊しまして、休日病院へ出向き、今は咳と喉の痛みと闘っております。笑
毎日はちみつ紅茶を飲んで喉を労っております...。


さあということで、新年1発目の記事。
何を書こうかと迷ったのですがテーマはこちら!

初めてM-1グランプリを見た話🏆

です!!!!!!!!
そうわたくしは、お笑いというものに無頓着で、
恥ずかしながら全く拝見せずに、27年間生きて
参りました。

昨年末、初めて「M-1」たるものを見たので、
ぜひ感想を書きたい!というか共有したい!!!
と、ウズウズしちゃって書いてみることにしました。

もう何年も見てます〜
見てなかったのが不思議です〜
と思われる方もたくさんいると思いますが、
温かい目で読んでいただけるとありがたいです😌

目次はこちら🔻


初めてのM-1🏆

先述にもあった通り、私は初めて「M-1グランプリ」を拝見しました。
今までは、見る気が無かったとか、芸人さんが苦手とか....。
決してそういうわけではなく、シンプルに放送している時間帯に仕事をしている事が多かったので、見てきませんでした。

友人から、毎年毎年
友:「今年こそ一緒にM-1を見よう!」
私:「無理。その日一日中仕事だから見れんわ」
と断り続けておりましたが、そんな私も遂に見れる日がやってきた...。

実は、書籍の「成瀬は天下をとりに行く」という作品を見てから、興味が湧いていたうえに、
ずっと見たくて仕方なかったのでとても楽しみにしてました。

仕事を切り上げて、見られたのはファーストラウンドのくじ終わり。
令和ロマンがトップバッターになったところからです。
控室の大盛り上がり方から、すごいことが起こったんだ...と。

はじめに令和ロマンのお二人は階段を降りてきて思ったのは、
「くるまさんのスーツめっちゃかっこいい!」
でしたね。

でも、進んでいくうちに汗だくになりながら漫才をしている姿。
なぜかグッときてしまいました。
あと、シンプルに名字のネタが面白かった。笑
お笑いに疎い私でもめっちゃ大爆笑していました。

全漫才を見て、ここですごい引き込まれる感覚がありました。

やばい...お笑いの賞レースってすごい...。

全ての漫才師が面白くて、ファーストラウンドで腹ちぎれるくらい笑って、忙しかった年末にかけてのストレスが全部吹き飛びました。

仕事とはいえ、こんなに大人が本気で、真剣勝負で誰かを笑わせたいって思ってやっているなんて凄すぎると、本当になぜか不思議な感覚になりましたね。

そして見進めていって、3組の戦い。
(個人的にはヤーレンズもすっごい好きだった...)

いやぁ...やばかったです。言葉にならない。
3組とも、更に上を目指して本気で挑んでいて、
初めて見た私でさえ息を飲みました。
この大会で優勝することが、芸人さんにとってどれだけのステータスになって、どれだけの称号が得られるのかを考えもしなかった過去の私を、
殴り倒したいくらい全員が本気で挑んでた。

こうして、今年やっとM-1を見届けたんですが、
ここで私は、しっかりと令和ロマンさんにハマります。笑

次は、令和ロマンさんの何が私に刺さったのか書きます。

くるまさんの本を読みたいリストにIN☀

令和ロマンにハマる👓

お笑い初心者に何が刺さった?

お笑いを見たことがほとんどなかった私に、何がそんなに刺さった?
ってところなんですよね。

実際、お仕事でコントの仕事とかしてるので、全くお笑いに触れてこなかった訳ではないんですが、
漫才は触れたことが無くて。

素直にいうと、
「言葉の出てくるスピード・的確なボケとツッコミ・勢い」
これが、令和ロマンさんが私にブッ刺さった理由です。

話術?言葉の回転率がまず半端ないな!と思いました。
私も、すっごい早口で、頭の中で言葉がポンポン出てきて、それをすーごいスピードで話すことが多いので、ある種共感です。
くるまさんの話すスピードと緩急の付け方が上手すぎて感動でした。

あんなに早く喋ってると、内容があんまり入ってこなかったりする事が多いと思っています。
私がよく言われます。
でも、くるまさんの話し方は、私が聞いていての感想になりますが聞いてほしいところは、
大きく少しゆっくり、話終わりを早口で話している
ように聞こえたんです!

すごい。だからちゃんと頭に言葉が刺さってくるのかと。
私も分析好きなので、自分なりに勝手ですがこうして解釈しました。
MCの仕事も時々やったり、舞台で説明するときにぜひ参考にしたいと思いましたね。すごかった。

そして、くるまさんの凄まじい速さで繰り広げられるボケを、疲れも見せずに一粒残さず拾い切って、でも意外と淡々としているケムリさんのツッコミ。
これも凄いなと思いました。

別番組で、「くるまのボケはケムリにしか拾えない」みたいな話があったのを偶然見て、コンビだしなぁでも練習すればできるのでは?
と思った自分を度々ぶん殴りたいです。

これは、難しそう。
くるまさん、すっごいスピードだし、別番組でめちゃくちゃ理論を語ってるのを見て共感したこともあるし、これって簡単なことじゃないよなと思いました。

「場の空気に飲まれない」って凄いことですね

いくら何回もやっているネタとはいえ、場の空気に飲まれることって本当にあると思うんです。
特にM-1なんてすごいでしょうし...。

コントの仕事をした時に、
「何度もネタ合わせして、それでも出囃子で
登場してすぐに空気がなんとなく分かって場に飲まれそうになる。」
と話していたのを鮮明に覚えています。

だからこそ、令和ロマンの冷静さ、
"賞レースを愛し愛されたコンビ"だと思いました。

今やっと知った、大学お笑いvs 高卒お笑い

今はポッドキャストと、YouTubeをひたすら見ていて、やっと【大学お笑い vs 高卒お笑い】の論争に辿り着きました。笑
あの話題も、なんだか面白くてずっと見てしまいます。

少し話はズレますが、今回で言うところの
【学力の差で争う事を笑いに変える】みたいな。
こういう、何かに差をつけて笑いを取る事って最近デリケートなので近年あまり無かった気がします。

でも私は、こういうお笑いも好きなんだよな〜
と思っているんです。
人を傷つけることもあるかもしれないけど、最後にはお互い認め合って肩を組む事が、見ていて気持ちのいい条件だったりもしますけど。

もちろん誹謗中傷は絶対にしてはいけないですが、
あんなふうに、芸人さん同士が自分のやりたいお笑い像を掲げて喧嘩みたいに論争してるのって最近見かけなかったから、やっぱり面白いなぁと感じてしまいました。

ちなみに、私はラランドさんも好きだし大学お笑い側ですかね..?
でも冗談抜きで他にもヤーレンズさんも大好きなのでどっち側でもない!!!中立です!!!!!!笑


魂を賭けた戦いの素晴らしさ

ここまで、ひたすらにM-1に感動したことと、令和ロマンさんにハマったことを書いてきました〜。

最後に、芸人さん達にとって賞レースがいかに大切で、凄いものか。
今回のM-1を見て、ゾクゾクしたくらい画面越しに本気が飛んできて怖いくらいだったので、
それほど賞レースって凄まじい大会なんだと感じました。

「TVに出て賞レースにでないなら芸人じゃない」
「賞レースで優勝したのに、TVに出ないなんて
おかしい」
「劇場で漫才、コントをしてこそ芸人だ」

みたいな、いろんな人の意見があると思います。
たくさんの意見があって当然だとは思うんです。

でも、お笑いなんてほとんど知らない私は!
ただシンプルに
「M-1を見て感動して心が動いた!!」
ということを伝えたいだけです。

別に、何かに出ないから芸人だとか芸人じゃないとか、あんまり関係ない時代になってきているんじゃないでしょうかね。

私は、賞レースや劇場に力を入れている令和ロマンさんも大好きだし、テレビに出ている沢山の芸人さんにも、いつも笑わせてもらってます

要は、
誰かの仕事の価値を他人が決めるものじゃないな
と、今回本気で挑む芸人さんを見て感じました!

2024年、年末の素晴らしい思い出です〜!



また長くなってしまった…笑
最後まで読んでくださった方、ありがとうございます🙇‍♀️

途中からでも、目次から好きなページを読んでくださった方も、本当にありがとうございます🙇


また次の記事でお会いしたいです〜☀️
では👋



おわり。

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