「自信」を身に着けるための3Step
自信がない。
この言葉を本当によく耳にします。
かくいう私も自分に自信が持てず、自分なりに頑張っているのに、
周りと比べては「あの人の方がもっと・・・」と、
自分の足りないところばかり探してしまうタイプでした。
そこから、コーチングを学んで自分とのコミュニケーションを見直してからはかなり楽になったのですが、我が家の長男はなぜかいつもふんわり自己肯定感が高い(けさ「自分に対する自信って何点くらい?」と聞いてみたら、「ん~、82点くらいかな?」とのこと。高!)。
そしてさらに上を行くのが夫。自信があるというか、人にまったく影響を受けない人なんです。
そこで、「自信」なるものを身に着けるためにはどうすればいいのか、コーチングで学んだことと夫&長男を観察して得た仮説をもとにまとめてみます。
①「自信がある」とはどういう状態かクリアにする
自信という言葉でイメージするものは人それぞれ。「サングラスにスーツ姿で腕組みしている敏腕サラリーマン」とか、「エステ帰りにカフェでシャンパン飲みながら髪をかきあげ、ノートパソコンを広げる女性経営者」とか、浮かんでくるビジュアルも違いますよね。
自分は「自信」をどんなイメージだと捉えているのか、具体化してみましょう。イメージできないものは目指せませんから。
・自分にとって「自信がある人」ってどんな人?
・自信が持てるようになると、どうなれる?
・自信を持てるようになると、今とどう変わる?
こんな風に考えてみてくださいね。
ちなみに我が家の男子から見る自信のある人のイメージは「人の意見を聞かない」人。
周りの人の意見や結果を耳にしても、否定はしないけれど自分と比較したりはしない。
人は人。自分のテリトリー内に相手の結果を持ち込まない。そんな風に捉えているんだな、という印象があります。
②どこに自信を持ちたいのかフィールドを決める
すべてがパーフェクトな人なんていませんよね。
自分はどこに自信を持ちたいのか、もう一歩落とし込んでみましょう。
頭の良さ?
仕事ができるかどうか?
顔やビジュアル?
人間関係?
一番どこに自信を持てたら、自分を追い詰めたり貶めるようなことがなくなるのか。まずひとつフィールドを絞り込んで、そこに自信を持つための作戦を考え、集中的に手を打つわけです。
我が家の長男は受験生なので、今は志望大に合格できるという自信がほしい様子(恋愛とかしている場合じゃないので見た目とか、スポーツが出来る出来ないとかは今はどうでもいいわけです)。
でも模試などで当然自分よりいい成績を取る人はたくさんいる。
自分よりいい点だったりすると焦ったりしないの?と聞いてみると、
「スタート地点も違うし、同じ大学を受けるわけじゃなければ関係ないからね。行きたい大学の合格最低点とか合格者平均点をどうやって2月までに越えていくかってことだから」だって。達観・・・。
自分がなんとなく「自信がない」といっていないか、自信がないと感じるなら「どこに」自信を持ちたいのか考えてみましょう。
③自信を持てるようになるための行動目標を決める
私が自信を持てなかったのは、自信を持つためには根拠や実績が必要だと思っていたからだと思います。
自信を持つにふさわしい結果を出していないとダメ。地区大会レベルの表彰をされたとしても、全国やグローバルにはすごい人がいっぱいいるからそんなんじゃ認められない・・・みたいな。
小さな結果や実績を重ねても、「上には上がいるんだから」と認めようとしなかった。
その考え方を変えてくれたのが「トラストコーチングスクール」のBASIC講座だったんですが、
要は、①でイメージした状態になるために②で決めた自信を持ちたいフィールドで、
「どうしたら自信を持てるようになるのか」を考えて、行動レベルまで落とすことが大事。
長男の大学受験でいうと、当然「英単語を覚える」とか「数学はチャートを3周する」などの行動をしていないと、いくらイメトレしたところで点数にはつながりませんよね。
見た目に自信を持ちたい!ということなら、例えば、
・3キロ痩せると決めてそのためにウォーキングを夕方30分+夜ご飯の糖質カット
・腕がいいと評判の美容師さんに似合うヘアスタイルを相談する
・カラー診断を受けて顔色が明るく見える似合う色の服を買う
・毎日鏡の前に立って姿勢をチェックする
など、イメージに近づくために必要な「行動」を洗い出していきましょう。
そして大事なのは、どんな小さな行動でも、出来たら褒める。
自信って、自分を信頼すること。
ちゃんと自分で決めた約束を守れた自分を褒めていくことで、信頼って積みあがっていくんですよね。
長男を見ていると、自分とのコミュニケーションが上手いなと思います。
過剰に自分を責めることや、否定することがない。
適度に反省したり、失敗した原因を振り返ったりはするけれど、「どうせオレなんか」とか「無理に決まってる」なんて言葉を発しているのを聞いたことがないな、と。
(でもそれはもしかしたら彼は自分をわきまえすぎているのかもしれません。
うまくいかなかった時に過剰に落ち込むような夢なら最初から見ない。
例えば大学受験に向けても、自分がものすごく頑張って目指せるラインはここらへんかな、という線引きがあるようです。
200%無理だろうという高すぎる目標を設定したから頑張れるタイプもいますし、その方がきっと伸びるので、どっちがいいのかわかりません。
ただ、そういう身の守り方もあるんだな、と思います)
最後に、とっておきの方法をひとつ。
それは自信を持ちたいテーマについて、とにかく人と話すこと。
人は話しながら自分に言い聞かせたり、頭の中を整理したり、何が足りていてい何が足りないのか気付くものです。
また、相手から「すごいね」「よく知っているね」などと反応があると、嬉しくなってもっと強化したくなり、行動を継続しやすくなります。
「自信を持つ」というと自分だけの問題のように思ってしまうかもしれませんが、周りの人と話すこと、そして応援してもらえることが何よりの近道です。ぜひ試してみてくださいね!
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この記事にまとめた内容をより深く学べるのが「トラストコーチングスクール」です。
自分を信頼し、周りからも応援してもらえるようになるためのコミュニケーションを身に着けたい、もっと学びたいという方は、ぜひ講座を受講されることをお勧めします^^ ↓お気軽にお問い合わせください。
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