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「考える」ために「書く」
モーニングノートと呼ぶのか、ジャーナリングというのかわからないけれど、
最近、意識的に頭の中にある考えをどんどんノートに書き出す時間をつくるようにしている。
これまでの経験上、書けば動きやすくなることはわかっている。
だって、書けばそれはもう、約束になるから。
ぼんやりとあいまいに思ったり考えたりしているだけなら「なかったこと」にもできるけれど、いったん外に出してしまえば、存在してしまう。
だから「しょうがない、やるか」と自分を動かしやすくなる。
会社員として働いていた時も、今日やることを書き出した日とそうでない日とでは、生産性も効率もモチベーションも全然ちがった。
シンプルに、書き出した「やることリスト」を消していくのはたのしい。
そうわかっているのになんでやらない日もあるかというと、もう、すぐにでも!動かなきゃいけないことがある時は「書くよりやった方が早いんじゃないか」と思うからだ。
(あと15分以内に伝票出して!と言われるとか、30分後には外出してしまう上司の手に企画書をねじ込みたい時とか)
そのやることを書き出すたった5分の手間を惜しんだことで、
結局一日たいしてはかどらなくて、後悔するハメになったことは何度もある。
「書く」ことにはきっと、自分を動かす力があるんだ。
今いま、私がノートに書きだすようにしているのは「今日やること」もあるけれど、それがメインではない。
「考えたいこと」だ。
ぐるぐると同じような軌道で、考えているような、堂々めぐりしているだけのもの、
ちょっとさわりだけなぞってみて、もうすっかり考えた「つもり」になってしまうこと、
できれば避けて通りたい、直視したくないアレ、
逆に実はものすごく望んでいることなのに、あんまり考えたり期待したりしないようにしている、アレ。
こういった「ちゃんとしっかり考えたいこと」を書き出すようにしている。
全然文章として成立していない殴り書きだけど、
書けば何かが動く気がして。
深まっているのか、広がっているのか、具体化しているのかはよくわからないけれど、
少しは考えることができるようになる気がする。
こんなことをノートに書きだしているうちに、こういうことをグループコーチングでやってみたいな・・・という欲が出てきました。
考えるために書くコーチング。
みんなで時間を区切ってだまって書いて、
タイマーが鳴ったら書いたことについて話して、
そこからもっと考えるための問いを投げかけて、
また次の集まりまでにひとりで書きながら考えてくる。
これを繰り返すうちに、うまく「考える」ことができるようになるんじゃないか。
そして「書いてしまったからには、これはもう約束だ」と腹をくくって動けるようになるんじゃないか。
そんなことを「考えて」います。
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