効果的なセルフモチベートとは?
仕事をしているうえで、そろそろ切羽詰まってきたから、自分自身を鼓舞しなきゃいけないシーンって結構な頻度でありますよね。
特に最近は在宅ワーク中心の方も多いので、オフィスにはない誘惑(ソファとかテレビとか)もあって、机に向かわせるのに一苦労、という日もあるかもしれません。
そんな中、効果的にセルフモチベートする方法についてお伝えしていきますね。
①自分がやる気になれる傾向を把握する
だれもがやる気になれる魔法の言葉はありません。
「やる気スイッチ」というCMがあったかと思いますが、人によってやる気になれるポイントは違います。
じゃあどこを押すのが一番やる気につながりそうか、というのを知っているのは自分自身ですよね。
アメなのかムチなのか、数字なのかやり方なのか。
また、人から押してもらうならココだけど、自分で押すならココ。
という風に自分なのか相手なのかによっても異なるかもしれません。
例えば私の場合、人から褒められたり認められたりすると、めちゃくちゃテンションがあがります。就活の時の面接で「私の特徴を一言でいうと、『ブタもおだてりゃ木に登る』です」と話したくらい、誰かに喜んでもらえてる!役に立てている!と感じると、もっともっと!とやりたくなります。
でも自分で褒めたり認めたりしても全然やる気は上がらない。
むしろ「これやらないと、どれぐらいヤバいんだっけ?誰が困るんだっけ?誰に迷惑かける?」とグイグイ迫らないと重い腰があがらない。
自分のモチベーションを自分でコントロールできるようになると結果を人のせいにしなくて済むようになるので、ぜひ「自分でやる気を上げるならどこにアプローチするのが効果的?」と考えてみてください。
②傾向に合わせて、自分がやる気になれるセリフを考える
傾向がつかめたら、それを一番自分がやる気になれそうな言葉にしていきます。
例えばさっきの例でいくと
「これやらないと、どれぐらいヤバいんだっけ?誰が困るんだっけ?誰に迷惑かける?」
みたいに、やらないことでどれぐらい周りに影響を与えるかをリアルにイメージすることがモチベートにつながる、みたいなイメージですね。
具体的なセリフに落とすことで、ここぞという時にいつでも自分に働きかけることができるお守りになります。
③やる気を出して取り組もうとしている行動の目的を思い出す
セリフを考えてみて、自分にその言葉をかけてみて、どうでしょうか?
やる気は100%まで上がりそうですか?
実は、たいていの場合100%までは上がらないケースが多いんです。
それはなぜか。
人が心の底から頑張ろうと思えるモチベーションの源泉は、「人と人との関係性の中にある」からなんです。
自分自身のために頑張るのには限界がある。
これからやろうとしている行動が、誰のための行動なのか。
それをすることで誰の役に立ち、誰が喜んでくれるのか。
想像してみてください。どうでしょう、さっきよりやる気が上がる感じがしませんか?
これからモチベーションを上げてやろうとしている行動の目的、特にその行動によって影響を受ける人をイメージすることで、「この人のためにもうひとふんばりしよう」「チームのみんなも頑張っているのに自分だけさぼるわけにはいかない」と、行動が強化されるのを感じられるのではないかと思います。
モチベーションが上がるアプローチは人によって違う。だからチームの中でパフォーマンスを上げてもらおうと、自分と同じやり方で励ましても全然響かないということもあるかもしれません。
この人のやる気スイッチはどこにあるのかな、と興味を持って観察することで、チームのコミュニケーションがよりよくなっていくかと思いますので、ぜひその観点で周りの人のことを見てみてくださいね。
トラストコーチングスクール認定コーチ/マザーズコーチングスクール認定マザーズティーチャー
中原絵里子
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