他人の正解に応えようとしすぎて心をなくさないために
会社員を辞めてコーチになって、それまでの自分が
「自分の頭と心で考える力が弱っている」
ということに気付きました。
なんというか、どこか上っ面で考えているような感じ。
それまでの自分は、どこかで、
「組織の正解」
を探して応えようとしていたのだと思います。
部長が求める企画って?
営業が期待する数字って?
課長が欲しい根拠データや顧客の声って?
と想像し、
「これが正解かな」
「求められているのはこれなんじゃないか」と
探りながらアウトプットする。
もちろん、アイデアを練ったりデータを分析して根拠を示したり、
メンバーの企画やアウトプットに対してフィードバックをしたり・・・
というプロセスで頭は働いていますが、
それは自分軸ではなかったのかなと。
私の思い。
私の欲しているもの。
私が嫌だと感じること。やりたいと思うこと。
仕事が忙しいことを言い訳にして、
そういう自分の頭の中で思考して、心にアクセスして、
整理して腑に落ちるところまで頭と心を整えていく、
という作業をまったくしていなかったな・・・と。
そのせいで、心や思考の奥の奥にアクセスする道が
ふさがってしまっているような、
管がつまってしまっているような感覚。
他人軸で考えている間は、「自分」は思考停止していても
物事が進められてしまう。
自分では考えているつもりだから、ちょっとやっかいなんですよね。
忙しいという字は「心を亡くす」と書きますから。
そうこうしているうちにセンサーが反応しなくなって、
自分はどう考えているのか、何を求めているのか
探り当てることが出来なくなり、そうしているうちに道が塞がって
自分軸の思考にたどり着けなくなる。
家庭でも同じことが起こりえますよね。
「夫の正解」「家族にとってのベストな選択」
というものを求めすぎて、自分はどうしたいのか、
自分にとっての正解は何かという答えが
自分でわからなくなっている方も
いらっしゃるんじゃないかなと思います。
日々の行動はそれでもいいかもしれませんが、
心の奥で自分軸を見失わないことが大切。
「本当にこれ、楽しいと思っている?」
「自分は何にワクワクするんだろう」
「ガマンしたり頑張ったりした先にどんな未来があれば、
心の底から幸せだと思えるのかな」
時にはそういった自分への問いかけをすることを忘れず、
自分の頭と心にアクセスするための道を開通した状態にしておくことが、
最低限、心を病んでしまうような事態を防ぐために必要なんだと思います。
あなたは今、自分の頭と心にアクセスできる状態ですか?
語りかけてみたら、反応はかえってきますか?
トラストコーチングスクール認定コーチ/マザーズコーチングスクール認定マザーズティーチャー
中原絵里子
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